「知ってるか、ファラ・フォーセットはマイケル・ジャクソンと同じ日に死んだんだ。運が悪すぎだろ?」
リーガン・トムソン。20年前まではハリウッドのスーパーヒーロー映画「バードマン」のシリーズに主演し大スターだった男。今や落ちぶれ役者だが、このたび起死回生のため製作脚本主演の芝居を打つことにした。ブロードウェイの劇場で、レイモンド・カーヴァーの作品を上演するのだ。しかしプレビュー前日、俳優の1人が怪我をして舞台裏は大混乱に陥った。何とか代役で名優マイク・シャイナーを採用するが、頭の中の幻聴に苦しむことになるリーガン。幻聴の主は、自分が演じてきたキャラ〈バードマン〉。芝居なんぞ辞めてハリウッドに戻れと囁くのだ。問題続出で頭が混乱していくリーガンだったが、ついにプレビュー本番を迎えて…
超絶な長回しとノンストップなセリフの応酬、マイケル・キートンやエドワード・ノートンらが見せる名演技…見始めたら目が離せない「バードマン」。熟年オヤジの人生やり直し映画であり、エッジの効いたコメディであり、シニカルなハリウッド批判映画であり、そしてスーパーヒーロー映画でもあるという(笑)…実に不思議な作品ですが、最高に楽しい一本。
ログインしてコメントを確認・投稿する