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2018年08月09日03:07

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B-29( ※長崎原爆祈念慰霊祭 雑感)

■【前編】被災と被爆、思い重ねた祈り 両陛下も皇居から
(朝日新聞デジタル - 08月06日 05:38)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5232058

8月6日の広島原爆投下祈念慰霊祭から、明日の8月9日の長崎原爆投下の日
さらに、8月15日の旧盆・終戦記念日にかけて昔からTVでは、零戦がどうしたの、
戦艦大和がどうしたのという映画が、矢鱈メッタラ放映されていた。

ガキの頃から一つの疑問があった。何故大人たちは負けてしまった戦の兵器を
ひっぱりだして、賛美して礼賛してノスタルジーに浸るのだろうと、、

なるほど、零戦にせよ戦艦大和にせよ、
当時の造船や航空テクノロジーの最先端であり、
技術の結晶であり、なかなかのモノだったのだろう。

そして、日本独自の設計思想や開発思想に基づいていたのかも知れないが
更になおユニークだったりしたかもだが、非常にガラパゴス的な兵器であり
所詮、負けてしまった戦の兵器である。

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ま、そんな太平洋戦争を描いた映画の「敵役」 といえば、【B−29】である。
コレはもう戦艦ミズーリでもアイオワでもなくパットン戦車でもなく
必ずといっていいほど、B−29爆撃機であり、日本国民や庶民の敵でも
あった。

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【グッド(上向き矢印)次の爆撃地を予告するB-29の宣伝ビラ】

勿論、『 東京大空襲 』の主役であり、広島・長崎の原爆投下にせよ
B−29とワンセットにして語られることが多い。

ココで少し立場とアングルを変えてB−29を見てみよう。

米軍やアメリカ人にとってB−29は戦争を終らせた兵器であり、
これは原爆投下の大義名分にも通ずる言い訳である。

戦争を終らせ、世の中を平和に導くもの。
アメリカ人はよく『 ピース・メイカー 』と云う言い方をして
そのあだ名を兵器につける。
全く我田引水、手前味噌、『勝てば官軍』的理論であるw

逆に言えば、敵の戦闘員や非戦闘員をどれだけ大量に
いかに効率的に殺傷した兵器に与えられる勲章のような仇名である。

B−29の登場以前は『ピース・メーカー』と言えば
コイツだった。


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よく西部劇で出てくるお馴染みのアレである。
アランラッドやクリント・イーストウッド演ずる早撃ちのガンマンが
撃った後、火口の煙をフッと吹き消し、くるくると廻して器用に腰のガンホルダーに
収めるシーンは必ずこのコルト社製の拳銃(ピースメーカー)である。

コイツの本名は、コルト・シングルアクション・アーミー(英語: Colt Single Action Army)と言って、西部開拓時代に使用されていた回転式拳銃。生産は現在でも継続されている。
通称は「ピースメーカー」。または頭文字の略称である「SAA」。
1872年から20年ほどアメリカ陸軍に制式採用されており、この際の制式名はM1873。

西部開拓時代から、名保安官ワイアット・アープもご愛用。
当時インディアンと称せられるネイティブアメリカンを最も多く屠り、
と 同時に南北戦争をはさみ南軍・北軍ともに撃ち合い、最も多くの
WASP系米国人を殺傷した兵器でもある。

ついたニックネームが「ピースメイカー」

すなわち、人殺しの1等賞である。

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【グッド(上向き矢印)写真の爺さんはミハイル・カラシニコフ博士、旧ソ連軍准将とAK-47】

一方、ロシア・旧ソ連のピースメーカーと言えば、、
極寒のシベリアから灼熱の中東の砂漠までオールマイティーかつタフに稼動する
AK(アーカー)47(ソーラクセーミ)であろう。現在まで1億丁も生産された兵器界の
ベストセラーにして、現在も世界中で現役のロングセラー商品である。
今も、中東やシリア、アフリカや南米のジャングルでバリバリの現役である。
もし特許権をとっていたら大金持ちのハズであるが、当時の共産圏にはそういう
商習慣は無く、ただその武器名に名前を冠され、開発者カラシニコフ爺さんは
中卒であるにも拘らず、ロシア科学アカデミーから博士号を授与され、
軍属・一兵卒扱いから、16階級特進して陸軍准将の位を与えられた。

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おっと、脱線。 話をB−29に戻そう。

B-29は、アメリカのボーイングが開発した大型戦略爆撃機です。
愛称はスーパーフォートレス(Superfortress)。
戦時中の日本では「超空(ちょうくう)の要塞」という呼称でありました。

B-29は、欧州戦線に投入されことはありません。
最初から、日本人を殺傷する為に開発されたからです。

これは1トンの爆弾を積んで8,000km以上を飛ぶことができる爆撃機を作る計画で、
ヘンリー・ハップ・アーノルド将軍を中心とし長距離渡洋爆撃を想定していた。

B-29はこの構想の中から生まれた機体で、ヘンリー・Happy・アーノルド将軍が
死に体のルーズベルト大統領におねだりして、100倍の予算を貰い10万機の
空軍機を作る構想でした。

B-29の開発計画費は当時なんと30億ドル。現在のレートに換算して≒4兆円。
これは、原爆開発のマンハッタン計画の予算を凌駕してNO.1の開発費です。

航続距離は、当時主力機B−17や25の2倍、超高高度飛行10,000mを
目標としてつくられました。

当時、超高高度の高空を飛ぶ場合、従来の飛行機では機内の気圧・気温が低下するため、
対策として乗員・乗客に酸素マスクの装備、防寒着の着用が必要ですが、
B-29は現在の旅客機のように室内を高度約1,000mと同等の空気圧に保ち
快適に飛行できる与圧室を装備、乗員は通常酸素マスクなしで15時間搭乗していた。

初期にエンジン不調で捕獲されたB-29のTシャツ姿の搭乗員を見て
日本軍は、米軍は着る物にも事欠く有様なのかと笑っていました。
日本陸軍はあまりにも無知でバカだったのです。

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当時の歴代大統領、ルーズベルトもその次のトルーマンも、
海軍のニミッツ提督も陸軍のマッカーサー元帥も、
マンハッタン計画なる不気味な新型兵器の存在がどのようなものか
殆ど無関心であり、腫れ物に触る様な状態だったからです。

百万度の高熱の火の玉を瞬時に発生させ、一千シーベルトの放射線を発し
秒速1,000kmの「マッハステム」と呼ばれる「衝撃波」を生み出す
新型爆弾と言われても、その真意を理解できる為政者はいなかったでしょう。
最初に開発に着手したヒトラーでさえも、その爆弾が完成するその日まで・・・

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ともあれ、米国海軍も陸軍もこのB−29の使用権を求めて
内部で引っ張り合いをする訳です。
なんせ4兆円もの予算をブチ込んだ新兵器ですし、
原爆の様に効果が目に見えない兵器より、
現実的なカタチあるスーパー爆撃機B−29。

しかし、当時陸軍の子分でしかなかった後の米国空軍である
米国陸軍航空軍のヘンリー・H・アーノルド将軍は、虎の子である
B−29を容易には手放しません。
なぜなら彼はこの新兵器と、そのもたらす戦果を
ひっさげて戦後、空軍として独立を夢見ていたからです。

当時日本国内でも陸軍だぁ、海軍だぁ等と国益より省益を求めて
諍いをしていたようにアメリカでも同様に小競り合いをしていた訳です。
そこに漁夫の利を狙って後の空軍まで、密かに権力闘争に参加してたのです。

でも、最初からB-29の空爆計画もうまくいったわけでもありません。
ルーズベルトやトルーマンに「精密爆撃」という甘言を使って
戦闘員と軍事施設だけピンポイント爆撃しますよ〜と
綺麗ゴト並べてとりいっていたアーノルド将軍も焦ってきます。

その「精密爆撃」とやらがうまくいかないのです。

なぜなら、日本上空には日本人どもが「神風」と呼ぶ
時速200kmの偏西風、通称「ジェット気流」がいつも居座って
いるからでした。真冬の2月3月、8月の最夏期を除いて。
これはB−29は日本上空高度1万mを飛んで初めて
判ったことでした。

6月には梅雨前線と厚い雲に覆われる日本。
9月には今日明日と同じように台風が上陸する日本。
ですから、広島と長崎へのピンポイントでの原爆投下は
8月上旬しかありえなかったのです。
そして、当初の第一投下目標は長崎でも広島でもなく
『 京 都 』 でした。

最近解禁されたアメリカ公文書館TOPシークレットでは、
もし、仮に原爆の完成が遅れていても、
空軍は、サリンないしホスゲンの毒ガスを
投下する計画さえ検討していたのです。

コレらのアイデアは、原爆開発担当者レスリー・グローブス将軍や
空爆担当者カーチス・ルメイ空軍准将らの『気違いども』の所業です。

この2名の名前は日本人ならば覚えておくべき名前です。
もし、立場が違えばコノ連中は人道や平和に対する罪で
デス・バイ・ハンギングに処せられるべき人間だからです。





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ともあれ、広島・長崎の原爆投下を含み、東京、大阪、名古屋他

日本の64都市と百八十万人をナパーム弾で焼き尽くしたBー29が

前世紀の大戦のピースメーカー(人殺しの1等賞)になりました。

時代は移り変わりICBM(大陸間弾道弾)の世の中になりましたが


今もこのの世界のどこかで今世紀のピースメーカーが
密かに産声をあげているのかも知れません・・・
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