19世紀、南北戦争中のバージニア州。女教師マーサが主宰する女学校の生徒が、森の中で負傷した北軍兵士ジョンを発見した。介抱と手当のため、マーサは敵兵であるジョンを校内に運び込むが、教師エドウィナや上級生アリシアら、男性に免疫のないオンナたちは、ジョンの世話をするうち感情を乱されるように…
「ビガイルド」。ソフィア・コッポラの新作にして、あの異色作のリメイクです。
以下、ネタバレのめざめ。


ドン・シーゲル版「白い肌の異常な夜」との比較については、誰もが語っているところなんで受け売りに聞こえてしまうでしょうが、まぁやっぱり「男目線vs女目線」っていう対比に落ち着くと思います。「白い肌」は、徹底的に男目線で〈オンナは怖い!〉な映画なのに、本作は女目線で、オンナの狡さと嫉妬、本音隠しの巧さなどが描かれていくのが特徴。映像の美しさ・陰影の付け方なども、シーゲル版とは違います。この二本、ホラーとアートというジャンルの差もあるかなと思いました。
ジョン役がコリン・ファレルというのが、結構ナイスな配役。イケメンで、自分が魅力的である事を知った上での口説きっぷりと、本性表してからの小物っぷり、〈オトコってしょーもない〉役どころにはぴったりですよ。ニコマンもエル・ファニングも期待通りですが、微妙な立ち位置のエドウィナを、微妙なルックスなキルスティン・ダンストが演じているのも良かったなあー。下級生の子たちもなかなか個性的で、キノコのアイデアを出すのが、ジョンとあまり接点のなかった子豚ちゃんというのも、女性特有の、感情に流されない現実主義的な面を描いているようでゾッとしました。まあまあオススメです。
(おまけ)
白い肌の異常な夜日記↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1234832658&owner_id=2940502
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