1/8は、朝9時に当直明けてからオフ。当然行くのは映画館なわけで…
古美術屋「獺」の店主・小池は、ひょんなことから売れない陶芸家・野田と知り合った。野田は仲間と共に骨董の贋作を作り、セコイ詐欺を行なっていたのだ。そこで小池は、野田共々恨みのある大手骨董家・樋渡と、鑑定家・棚橋を騙して大金をせしめようと思いつく。ネタは千利休が死の直前に作成した幻の茶器だ…
という「嘘八百」。


スケールは小さいけど、大阪版「スティング」とでも言うのか、関西弁のテンポ良いやりとりが楽しいコンゲーム映画。きちんと取材を重ねているオリジナル脚本が魅力でした。劇場はシニア層で埋まってましたが、正月って、こういう年配向けの喜劇も無いと寂しいですよね。きちんと笑えるし、悪い作品ではなかったと思います。中井貴一と佐々木蔵之助のバディ感は観ていてとても楽しいので、また別設定で共演作を観たいものですね。
続いては、武蔵野館で限定公開中のこちら…
西部開拓時代のとある町。羊を育てる夫と子供たちと暮らす女性リズが主人公。彼女には舌が無く、手話を操り会話するのだが、産婆として町民たちの信頼を得ていた。ある日、町の教会に新しい牧師がやってくる。その姿を見た瞬間、リズは凍りついてしまった。牧師は、リズのおぞましい過去に関わる恐怖の男だったのだ。
「ブリムストーン」。オランダの監督が、ダコタ・ファニングとガイ・ピアースで撮った西部劇。しかし古き良きウエスタンの香りなど微塵もない、吐き気を催すようなイヤーな話。現在から章ごとに過去に遡りながらリズと牧師の因縁を描くという構成で、ひたすら長いし鬱展開だしで、苦手な人は苦手かも。ダコタちゃんがすっかり大人になったなあと感慨にふけるには、少々中身がハード過ぎました。オススメはしないけど、ノワール好きには佳作かも。
で、最後は「キングスマン:ゴールデンサークル」。
女ボス・パピー率いる麻薬組織ゴールデンサークルの手で壊滅状態となったキングスマン。唯一生き残ったエグジーとマーリンは、アメリカの同組織ステイツマンの力を借りてパピーの陰謀に立ち向かうのだが…という話。
以下、キングスマン:ネタバレサークル


マシューさんは、「キックアス」の時にも思ったんだけど、2作目は詰め込み過ぎてとっ散らかる傾向があるんですかねぇ。本作もステイツマンの登場で幅も派手さもアップしたけど、映画的には良作とは言い難い感じ。なぜゴールデンサークルがキングスマン全滅を目論んだのかのロジックもないし、「あいつ」が敵だとハリーが見破る根拠も薄いし、気になるところ多数。グロ描写は、二度も出てくるミンチが白眉。「エクスターミネーター」や「ブラックエース」なんかを観てる人間には、なんだか懐かしい部分。それにしても、「ローガンラッキー」に続いてまたもや「カントリーロード」で泣きそうになったのも不思議です。ま、今年最初の大作映画としては十分楽しめた一本。
明日は、うまくいけばレディガイだ!早く観たいなー
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