女優の真屋順子さんが死去
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真屋順子と言えば、元々はNHKの朝ドラや時代劇など幅広いジャンルで活躍した女優だったようですが、昭和50年代、コント55号からピンの活動に重点を移していた萩本欽一の絶頂期の番組の一つだった「欽どこ」こと「欽ちゃんのどこまでやるの!」(NET→テレビ朝日系)の妻(母親)役の剽軽で今時の言葉で表現するなら“天然”なキャラクターで人気を博し、そのイメージが強く現れた印象がありますね。時に出身である大分県の地元ネタが現れたり、ある意味、萩本欽一と均等に渡り合っていたようなところもあったと思います。
また、俳優の高津住男(1936〜2010。時代劇や「ケンちゃんシリーズ」のお父さん役などで知られる)との“おしどり夫婦”ぶりでも有名で、バラエティ番組などでの夫妻の共演もありましたね。晩年に脳出血で倒れて闘病を続けてきた際の夫の献身的な介護も話題になり、改めて“おしどり夫婦”ぶりが話題になっていましたね。
「欽どこ」は、真屋順子はじめ飄々としたキャラクターで「見栄晴」役を演じた藤本正則(後に芸名も「見栄晴」となった)、「のぞみ」役で後に「にゃんにゃん事件」を起こす高部知子、「かなえ」役の倉澤淳美、「たまえ」役の高橋真美と言った欽ちゃん夫婦の子供たち、さらには近江俊郎や若原一郎と言った往年の名歌手、クロ子とグレ子(関根勤と小堺一機)、北野英二(初代「いつものアナウンサー」)、齊藤清六、さらには細川たかしらの“名脇役”も豊富で、番組に彩りを与える存在となったと思います。
脳出血で倒れて以降はどこか目が虚ろな印象があり、かつての「欽どこ」での生き生きした剽軽さは無くなってしまってどこか痛々しさが目立った感じで、高津住男との“二人三脚”で必死に生きる姿がテレビで報じられたのを見ていて、結構衝撃的だった記憶がありますね。
高津住男が亡くなり、最晩年は車椅子生活になっていたようですが、最期は安らかに75歳の生涯を閉じたのだろうと思います。暮れも押し迫った昨年の12月28日とは、「今年(2017年)持つように」と言う周囲の思いの中、無念さも伝わってくるような気もしますね。
ご冥福をお祈りいたします。合掌。
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