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2017年11月26日23:38

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土曜ギリギリ(ほんとは日曜オフ)日記272:密偵&ギフテッド

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大日本帝國統治下の京城。日本軍朝鮮総督府警務として義烈団摘発に当たるイ・ジョンチュルは、義烈団メンバーのジャンオクを逮捕する際、自殺させてしまった。これまで、朝鮮人でありながら日本のイヌとして働き、同胞を捕らえることに抵抗を感じなかったジョンチュルだったが、今回は複雑な思いだ。ジャンオクは彼の古い友人だったからだ。総督府の上司・東部長は、そんなジョンチュルを労い、義烈団の団長チョン・チェサン逮捕にむけて邁進するよう励ますと、同僚の橋本と組むよう指示するのだった。
その後、写真店と古美術商を営むキム・ウジンが義烈団メンバーである疑いが浮上。ジョンチュルはウジンに接近し情報収集を行う。一方、東部長に可愛いがられている橋本は、独自の情報網を駆使しながら義烈団メンバー摘発を大々的におこない、地道な諜報活動をするジョンチュルと対立。ジョンチュルが義烈団に転向するのではと疑いをかけてきた。そんな中、ウジンはジョンチュルと親しくなった証として朝食に招待。そこには何と、チョン・チェサン本人が現れた。彼はジョンチュルに、総督府と義烈団の二重スパイになってくれと依頼してくる。親友の死とライバルの台頭、そして朝鮮人としての矜持から、彼は義烈団への協力を承諾するのだが……



「密偵」。クセのあるノワールだけでなく、ハリウッド調の純粋エンタメも撮れるオールマイティな作風のキム・ジウン監督作品。ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、コン・ユ揃い踏みという魅力もある一本でした。

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しかし、割と予定調和でサプライズが少ないかなぁと。エモーショナルに燃えるとこもあまりないし。橋本というヒールはなかなか魅力的でしたが…

今年は、お嬢さん・コクソン・アシュラ・網に囚われた男・新感染と、どエライ韓国映画ばかり観てきたので地味に感じてしまったなぁ。



続いては「ギフテッド」

フロリダでボート修理をして暮らすフランクには、7歳になった生意気な姪メアリーがいる。学校なんてくだらないと初日から登校拒否しようとするメアリーを何とかスクールバスに乗せたが、メアリーはいきなりクラスで問題を起こしてしまった。1+1を教える担任ボニーに4桁の暗算が出来ることを見せてしまったのだ。実はメアリーは超天才児。数学者だった亡き母の遺伝子を継ぎ、すでに難しい方程式の証明もできる程になっていたのだ。小学校の校長はフランクを呼び出し、メアリーを天才児向け学校へ転入させるよう説得する。しかし、フランクは今の学校で普通の児童として教育してくれと主張した。同じ天才児として、自由を奪われ、数式の証明のためだけに人生を犠牲にしたメアリーの母は、娘に平凡な人生を送ってほしいと願っていたのだ。だが、マサチューセッツに住むメアリーの祖母、すなわちフランクの実母であるイヴリンがこれを聞きつけフロリダへやってきた。彼女はメアリーを引き取り、数学者として育てると宣言、フランクと対立する。そしてフランクとイヴリンの諍いは、やがて裁判に発展してしまい…

以下ネタバレ。

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王道の父子(厳密には叔父と姪)モノで泣かせる話です。しかしマーク・ウェブ作品ですからウェットになりすぎず、明るいユーモアも含んで最後まで楽しめました。

この映画、キャラに一人も完璧な人間は出てきません。どこか欠点やハンデがあるんです。猫のフレッドですら、片目って設定ですよね。ヒトは皆不完全。その上で、相談しあって折り合って、最良の結論を出していくのです。そんなことを教えてくれる作品でした。おすすめです。

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