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2016年11月13日20:50

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カルトde ブルーレイ!:第22回『プリデスティネーション』

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近未来。過去の凶悪犯罪を食い止めるためタイムトラベルを行う「航時局」の刑事が追っているのは、〈フィズルボマー〉と呼ばれる爆弾魔である。1975年、ボマーは街の10ブロックを破壊し1万人の命を奪ったが、奴を逮捕するチャンスはただ一つ。そのカタストロフィの前に起きた1970年の爆破を未然に防ぐことだ。

1970年7月、ニューヨーク。「ポップの酒場」にバーテンとして潜り込んだ刑事は、ジョンという客の対応をしていた。ジョンは、不思議な身の上を刑事に語りだす。1945年、養護園に捨て子の赤ん坊として保護されたジョンは、実は女の子だった。ジェーンと名付けられ育てられた〈彼女〉は、やがて1963年、夜学で1人の男と恋に落ち妊娠。男には捨てられ、産院では産んだばかりの子を盗まれてしまう。しかし〈彼女〉の悲劇は終わらなかった。入院中に両性具有であることを指摘され、勝手に男へと手術されてしまったのだ。そこでジェーンからジョンへとなった彼は、コラムニストとして何とか生計を立てるようになったが、自分を捨て人生をめちゃめちゃにした男への憎悪を捨てられずにいた。刑事は、そんなジョンに問いかける。「もし、その男に会えたらどうする?殺せるか?」
ジョンはイエスと答え、刑事に導かれ1963年にタイムジャンプする。男と出会った、あの夜学で待ち伏せるのだ。だが、男を殺すつもりだったジョンに、予想外の運命が待ち受けていた。

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「プリデスティネーション」。爆弾魔を捕まえようとする時空刑事が活躍するSFアクション…と思いながら見始めたら、ベンジャミン・バトンみたいな話が始まって面食らってしまった不思議な作品。しかし前半延々と語られるジョンの物語も、全く本筋とズレていないというのが後半に分かってきます。タイムトラベルものの醍醐味だけでなく、時の中を彷徨うことになる1人の男の悲哀も描く脚本も素晴らしい。去年の俺のベスト20からは外しましたが、21位はマークしてもいいかな、という出来です。サラ・スヌークっていう役者との出会いが一番嬉しかったかな。吹替では、斎賀みつきのマジカルな男女声に感嘆!

*劇場公開時日記
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1939631439&owner_id=2940502
(ブルーレイのみ所有ソフト:84枚目)
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