駿府と言えば江戸時代はやはり徳川家康=大御所様と言われていたご隠居様の
住まう場所柄、その栄ぶりは宿場の長さおよそ10キロにもわたるという隆盛ぶり。
筆者の尾張徳川家の家臣であった猿侯庵は、6ページをさいて紹介している。「富裕
な商家の木w並べて、かつ、名物の大きなかに」として、その名前が挙がるのは、
合羽の「遠州屋」、竹細工・桑の木細工の「大谷屋」、駿河茶の「阿部茶店」、盆石・
賎機焼店の四店舗だ。
上の図の拡大した図は「大谷屋」の店先の図だ。のれんには、菱形に中に大の文字
の紋所。世に名高い府中の竹細工の中でも、最上なのが、この「大谷屋」である。
かご細工と言えば、有馬(兵庫)が有名だが、これに負けも劣りもしないのが駿河籠だ。
そもそも関東の人は有馬籠の名さえ知らず、駿河籠を珍重する。駿河細工は技術が
優れているばかりでなく、竹の質も優れている。周辺では、良質のハチク、マダケを
産出し、寛永年間には、駿府名産品の一つとなった。
この後、竹細工は「丸ヒゴ」を使った「駿河竹千筋細工」が生まれ、虫かごタ飾りの
置物などにその繊細な技法が活用され明治大正時代には海外への輸出もされてた。
この伝統は今でも連綿と引き継がれています。
また、下の図は、盆石としずはた焼きのお店です。近辺の河川のっ山などで集めた珍石
・奇石を商品とした。
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