終戦直後の東京。元空軍パイロット、ジョー・バレットが帰ってきた。40年代始め、銀座でナイトクラブ〈tokyo JOE〉を経営していた彼は、愛妻トリーナとケンカ別れして一時アメリカに帰国したが、戦争が始まってしまい日本に戻れなくなっていたのだ。60日の滞在許可を得て何とか戻って来られたが、すでにトリーナは米軍法律顧問ランディスの妻になっていた。トリーナを取り戻すため、滞在延長を画策するジョー。そこで東京のアンダーグラウンドを仕切るキムラ男爵に相談するが、代わりに犯罪行為を強要されてしまう…
「東京ジョー」。カサブランカの焼き直しのような話なんですが、当時の東京の様子を第二班撮影班がしっかり撮っているので、歴史的価値の上がった作品。当然「ザ・ヤクザ」にも影響を与えているし、トーキョージョーというワードはブライアン・フェリーの曲以外にもたくさん引用されています。エンタメ史的にも重要な作品なんですね。後半、キムラが本性を表してからのボギーの苦闘ぶりがフツーに娯楽アクションとして楽しめます。
来年没後60年となるハンフリー・ボガート。今回で彼の関連作品DVD日記は終了です。私が映画好きになるキッカケになった俳優の一人でした。彼のカッコ良さは不滅でございます。
(通算1069タイトル)
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