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2016年04月04日17:08

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レンタル日記:Xファイル劇場版



テキサス州南部。地下洞窟を偶然発見してしまった少年が、ブラックオイルに感染してしまった。救助に当たった消防士たちも感染し、現場が騒然とする中、〈シンジケート〉が派遣したチームが到着。感染者たちを連れ去って行く。

数日後、ダラス。連邦ビル爆破予告が届き、捜査官たちがビル内の爆弾捜索に当たっていた。その中には、Xファイル課を火事で失い、遊軍となっていたモルダーとスカリーの姿もあった。二人は爆弾を発見し避難を呼びかけるが、爆破を止められず、数人の死者を出してしまう。上層部はモルダーたちに爆発の責任を取らせようと、査問会開催を決定。二人は左遷の危機にさらされる。そんな時、老医師カーツウエルがモルダーの前に現れる。以前〈シンジケート〉に属していた彼は、ビル爆破はテロではなく、テキサスで出たブラックオイル感染死体を消すための隠蔽工作だと証言する。モルダーたちは秘密裏にダラスへ飛び、厳重警戒されている死体安置所に潜入、爆破で死んだとされた遺体を調べると、それは謎の物質に汚染された、見たことも無い塊に変貌していた。カーツウエルの証言を信じたモルダーたちは、死者が出たテキサス南部に向かい、発見されたブラックオイルが輸送された場所を突き止める。そこは極秘施設で、コーン畑と養蜂場になっていた。シンジケートは、蜂を媒介してオイルを感染させるシステムを構築しようとしていたのだ。ここまで辿りついたモルダーを危険視したシンジケートは、彼を失脚させるため、スカリーに感染蜂を送り込んできた…

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TVシリーズを見ていないと理解不能な「Xファイル ザ・ムービー」です。というわけで、これまでの流れを整理しておきましょう。

過去、何度もモルダーが立ち向かっている〈シンジケート〉…これは、アメリカの連邦機関に属する者たちが結成した組織で、時代ごとに活動内容や目的は異なります。最初は単に、反共イズムからくる国民の監視・諜報活動を行なっていたようですが、ロズウェル事件をキッカケに異星人と協定を結び、そのテクノロジーを利用することができるようになりました。まずは、異星人の生物兵器を人間に移植し対ソ連戦争に備えたり(「旅人」)、種痘ワクチン接種で国民をナンバリングしたり(「支配者」)、かなりトンデモない連中です。ところが、彼らもそのテクノロジーで旨味ばかり享受したわけではありません。異星人たちは〈入植者〉として、いずれ地球を支配するつもりでいたのです。その最終兵器として、〈ブラックオイル〉を地球に持ち込んできました(「海底」、「アポクリファ」)。シンジケートは、彼らに逆らうのは無理と判断し、入植のお手伝いをすることにしました。まずは、入植の邪魔になる人間を始末するための「ブラックオイル感染システム」の構築。それが、遺伝子組換えコーンと、その花粉を使ってあやつる蜂の飼育場でした(「支配者」、「ゼロ・サム」)。さらに、入植の役に立つ人間たちの選別。スカリーやモルダーの妹サマンサを含む「UFOに誘拐された人々」というのがそれに当たります。彼らは首にチップを埋め込まれ、識別されるようになりました。しかし、シンジケートもただ黙って入植者の言いなりになっているわけではありません。極秘裏にブラックオイルを解析し、これに対するワクチンを生成しようとしていたのです。先ごろ、シンジケートより先にロシアがこのワクチン開発に成功したのですが、シンジケートはクライチェックを介してワクチンを盗み出す出すことに成功しました(「ツングースカ」、「赤と黒」)。


…とまあ、ここまで踏まえた上で(長えよ!)、初めて劇場版が理解できるのであります(笑)

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今回の映画版は、これまで以上に致死的なブラックオイルが登場。シンジケートは「入植者たちが俺たちに内緒で新型オイルを持ってきやがったか!」と騒然となるんだけど、実はそうじゃなくて、紀元前三万年前に不時着したUFOが持っていたブラックオイルが地底に眠ってて、今回偶然発見された、という流れでした。冒頭のビル爆破や、クライマックスのUFOシーンの迫力がなかなかで、さすが劇場版といったところでしょうかね。シーズン5とシーズン6の橋渡しストーリーだったので、これから始まるシーズン6が楽しみです。
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