昨日は当直明けで三本立てでこざいます。まずはTOHO新宿で「ピクセル」鑑賞。
80年代アーケードゲームの形を借りて地球を侵略しようとするエイリアンに、当時のゲーマー(今はただの中年オヤジ)たちが立ち向かうという話。アダム・サンドラーの映画で笑ったためしがないんですが、本作はまあまあ。80年代カルチャーを生きた人間には、やはり特別な味わいもあります。マックスヘッドルームとかね。
二本目は、新宿ピカデリーに移動して「カリフォルニア・ダウン」。
サンアンドレアス断層の変動で起きた大地震。サンフランシスコが潰滅状態に陥る中、取り残された娘を助け出すためLAFDのパパが奮闘する話です。まあ、迫力の映像とスリルは保証します。ですが、プロットは三流の域。そもそも、いくら娘のためとはいえ、職務放置して管轄外に飛ぶって…元嫁だけが屋上に向かって助かるとか、ご都合場面のオンパレードなのも、頭悪い感じが強かったですね。元嫁の金持ち彼氏が典型的悪役に貶めされているのも、ちょっと「なんだかなぁ」と思ってしまいましたね。
で、最後が今日の真打ち。「ピエロがお前を嘲笑う」。
ベルリン。ピザ宅配のバイト青年ベンヤミンは〈透明人間〉。誰にも相手にされない全く目立たない男。高校の修学旅行に行ったとき、現地に忘れられて一人で帰って来たという逸話もあるほどだ。そんな彼が、片思いの女子大生マリのために大学のサーバに侵入、あえなく御用となってしまった。マリの進級を助けようと、法科の試験問題を盗もうとしてのことだった。ベンヤミンには、実はハッキングの才能があったのだ。初犯ということで、数日の公共奉仕活動を指示されたベンヤミンは、活動中に同じハッカーのマックスと知り合った。マックスは、シュテファンやパウルらと共にハッキングをやっており、仲間にならないかとベンヤミンを誘ってくる。彼らの過激さに躊躇うベンヤミンだが、マックスが「MRX」を崇拝していると知り、メンバーに加わる決意を固めた。MRXとは、知る人ぞ知るハッキングの神様。ベンヤミンの憧れであったのだ。こうして、彼ら四人はハッカー集団『クレイ』を名乗り、大企業の中枢に侵入。いかにセキュリティが脆いかを証明し卑猥なメッセージなどを残したりしてイタズラを繰り返していく。そしてついに、国内で最も堅牢な連邦情報局をハッキング。大ニュースとなってしまう。だがMRXの反応は鈍かった。そこでベンヤミンは、歓心を買おうと、連邦情報局から盗んだ人事データをMRXに渡してしまう。すると翌日、連邦情報局に協力していたハッカーが、ロシアのサイバーマフィア『フレンズ』に殺害されてしまった。MRXはフレンズの幹部だったのだ。これを知ったことで、フレンズから命を狙われることになるベンヤミン。そしてついに、マックス、シュテファン、パウルの『クレイ』メンバーは皆殺しに遭ってしまう。もはやベンヤミンの取る方法は一つ。それは、ユーロポール・サイバー課の責任者ハンネに助けを乞い、証人保護を受けることだった。
ってスジです。以下ネタバレ
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これ、確かに良くできたスリラーです。一言で言うと多重人格もの。ベンヤミンの部屋に「ファイトクラブ」のポスターがあるのも効果的でした。二度観なくてもしっかり理解できるほど親切設計だしね。リメイクするならぜひデ・パルマかフィンチャーで(笑)。
それにしても、「ブラックハット」のときにも思ったんだが、ハッカーってかなり暴力的なのね。一般のイメージとかなり乖離している気がしたよ。
さて、9月の残りは「GONIN」と「アントマン」かな。今年の鑑賞ぶんノルマ100本は超えそうです。
…あ、ちなみに今回の日記、あらすじに大嘘を忍ばせてます。ご注意を。
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