■鬼怒川決壊、「越水破堤」か=国交省調査委が現場視察―茨城
(時事通信社 - 09月13日 17:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3613996
今回の、北関東〜東北 一級河川決壊 広域水害の最大の原因は、”秋雨前線”が、東北地方 太平洋岸沖の台風17号から吹く「東から西向きの風」の流れに、通常の前線の”西から東”への流れが分断されて、細長く 縦に引き伸ばされて、あたかも1週間ほどかけて降るはずだった雨雲が、南海域からも引き込まれた湿った空気を伴って、たった1〜2日の、しかも夜間の間に、短時間で 集中豪雨を降らせたことによる、流域河川の大増水が原因になったため、と思われる。
「災害は、忘れたころにやってくる」(寺田虎彦) というセリフをたびたび思い出されるけど、過去には、1986年に”栃木県 小貝川の堤防超壊”をもたらす、一晩で400ミリ以上の大雨が降ったこともある地域だったらしい。
「小貝川決壊について」・・・
http://jajatom.moo.jp/kyoufu/tsukuken/kokaigawa.html
地図で見る限り、今回 広域浸水被害に見舞われた、常総市は 今回決壊した、鬼怒川と、この小貝川に挟まれた地形になっている。
一度、水害が発生すれば、なかなか水が引かないわけもわかるような気がした。
皮肉なことに、それだけに、”肥沃な土壌”が広がる、県有数の穀倉地帯ともなっているのだと思うけど。
巨大河川の水害対策には、二〜三段構えの構造になっている流域堤防と、長年、川底に堆積している土砂を、定期的に”浚渫”(しゅんせつ:土砂を掘り抜く)することで、押し流す水量を多くする方法が、取られているようだ。
ここもまさに、何年かに一度の 土地改良を計画しようとしていた矢先の 今回の水害だったらしい。
治水事業は、大規模工事になるため、”目につきやすい華やかな開発事業”に比べて、なかなか目が向けられにくいようだけど、ダムでも何でも、とにかく反対することで溜飲を下げてきた人たちは、具体的にどのような工事を続ければ、「日本の風水害」に備えができると考えておられるのかはなはだ疑問に感じることがある。
おそらく、大災害の経験のない地域にしか住まわれたことのない方々の発想だろうと思われるけど、今後は、日本中の、どこで起きてもおかしくないくらい、一度に降る雨量が増えている 環境変化に適応できるものだけが生き残り、そうでないものは、ただ天を恨み、誰かを恨みながら 自分自身でも、なにも打つ手がないまま、滅んでいくことになってしまうんだろうか。
そんな、嘆いても仕方がないような 暗い夢を見た。
目が覚めて、『巨大森の世界に生きる』で、ボルネオ島の アジアゾウの群れを見て、ああいう、天然の川でも、雨季と乾季では環境の激変があるだろうけど、生き物をはぐくんだり、襲ったり、毎年のように 繰り返されてるんだろうな、と思った。
おそらく、腰の痛みが、そんな夢を観させたのかもしれない。もう一度、寝なおそう。
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