大分前の東洋大学入試古文問題より。
海で変な生き物が捕れ、物知りで有名な人に名前を聞いた。
彼も名を知らず、「くぐるくつ」とでたらめを答えた。
後日、もう一度聞かれ、今度は「ひひりひつ」と答え、
「前と違うじゃないか」と突っ込まれたら、「日に干すと名前が『ひひりひつ』に変わる」と。
この説話集では、この知ったかぶり男を批判するのではなく、きくろうと異なり、機転が利くとほめている。
さて、面白かったのは、「本文と内容的に一致するものを選べ」という問題の選択肢。
「海で捕れたのは実は『きくろう』という名前の妖怪であった」
この話に妖怪など出てこない。
登場人物の「きくろう」が鬼太郎に似た名前だから作った選択肢だろう。
これを正解に選んだ受験生はどのくらいいたのであろうか。
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