今使ってるクラリネットがだいぶくたびれてきている。
前に車上荒らしに遭って楽器盗まれた時に購入した楽器で、お金もない時に大急ぎで購入した品なので元々そんなに高価なものでもない。
買ったのがH13年秋のことなので、もう12年半も使っていることになる。キーは黒ずみ、音色も反応もイマイチに感じてきた。この1〜2年はずっと「そろそろ買い替えかなあ」と思っていた。
そんな中、ひるねがオーボエを買い替えることになった。結婚の直前に買ったリグータだが、10年たってレジスターキーが上がりにくいなどの不具合がいろいろ出てきたのだそうな。
50万の予算を準備して我孫子前のM楽器へ行き、マリゴのルメールを買って帰ってきたのが一昨日の月曜日。思ったより安く40万で買えたそうだ。
ひるねの新しいオーボエを見て、ついに自分自身も新しいクラリネットを購入することを決意。そうと決まれば消費税が上がる前にサッサと買いに行くに限る。今日休みだったので行ってきた。
行く前に銀行によって金を下ろす。30万下ろすつもりだったが、何かあっても対処できるよう、一応50万を持参することにした。
M楽器にはあらかじめ30万前後の楽器をいくつか試奏させて欲しいと連絡しておいたので話は早く、YAMAHAカスタムSEとSE-Vを何本か試奏する。
ついでに、せっかくなのでVマスターも試奏させてもらう。アラ何これ!?ええやないの!!
やっぱVマスターはええなあ。一応価格を聞いてみると選定料込で35万だとの事。35なら手が出せないこともない。う〜む、コレにしようかなあ…。
そう思っていると、Vマスターのさらに上位機種、藤井一男プロ監修の特注品だというM楽器オリジナルのVマスターFが出てきた。
なにこれめっちゃいい!!!!
まず、A♭の音抜けが他の楽器に比べて段違い。さらに、開放F周辺のD、E♭やGあたりの音程が改善されている。そして上のA♭など、替え指によっての音程のバラつきが少なく安定している。シャルモー音域からアルティッシモ音域までよく響き、かなり息を吹き込んでフォルテを出してもまだ楽器に余裕がある。すごいよこれ。
しかし気になるお値段の方は選定料込で43万円也。さすがに高い。30万を想定していたのに、5万の上乗せはどうにかできても13万の予算オーバーは大きすぎる。
結局、涙を呑んで普通のVマスターで妥協することにした。いやコレも十分いい楽器ですし。A♭の音抜けやら開放周辺の音程なんかも吹き込んでるウチに気にならなくなるだろう。
そう自分を納得させながらもやはり気になるVマスターF。店員さんに梱包してもらってる間にもまた試奏したりなんかして未練がましいったらありゃしないよ。
ええ楽器やなあ。やっぱ欲しいよなあ。でも高いよなあ。でもその気になったら買えるねんなあ。散々迷いに迷いまくる。そして…。
「すみません、やっぱりこっちにします」
や っ て も う た ー ! ! ! !
ニコニコの店員さんとニヤニヤしてる妻の顔を見ながら、自分自身のアホさに呆然とするクラリー西野39歳。42万8500円毎度あり。
買ってしまいました。YAMAHAカスタムSE Vmaster-F。
見よこの気品と高級感。
まさに王者の風格!!
あーあーどうすんだよコレ。音楽的には超満足だが、経済的にはやらかした感ハンパない。
しかも結果的に妻のオーボエよりも自分のクラの方が高い楽器を買ってしまっている。そんなん思ってもなかったわ!
大枚はたいて金銭感覚おかしくなってるんで、今日はオレのオゴリで飲みに行ってきます。
ところで妻は何度言ってもVmasterの事をV-MAXと言います。なんでや。
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