今日、テレビでダイエット番組をやっていた。超おデブの女性が、ダイエットで別人のようになるやつね。出演者は、それぞれ、すごく頑張って、ダイエットに成功したのだが、果たして、5年、10年と、一度もリバウンドすることなく、ダイエット後の体型を維持できる人が何人いるのだろうか。急激に痩せられた人は、また急激に太ってしまう危険も孕んでいるのである。
これは、逆の意味で、政治も同じことである。
■橋下氏の政治塾、応募殺到1千人…元国会議員も
(読売新聞 - 02月09日 07:33)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1908175&media_id=20
次の総選挙では、橋下さんの看板をアドバンテージに、かなりの塾生が当選し、下手をしたら、維新の会の議員が第1党になっているかもしれない。いや、今の状況なら、そんな結果になるのが濃厚に思えてならない。
これだけ人が集まると、中には、国政で即戦力になる優秀な人もそれなりにはいるだろうが、多くは、政治のど素人である。素人が政治をするなとは言わない。ど素人であっても、国会の中で優秀な中堅・ベテランの議員が教育し、育ててくれるならいいだろう。でも、素人が国会議員の多くを占めてしまうと、まともに政策を考えられる者がおらず、結局は、イエスマンの素人議員たちは、自分を議員にした看板議員の言いなりの数合わせになるだけ、と言う構図が想像できる。
悲しいかな、猛烈な勢いに乗った人が看板になってしまうと、選挙区での候補者自身の良し悪しではなく、看板の人気だけに乗っかって、本来なら政治家として資質があるのかもよく分からない奴が、それなりに国会で実績を残した人を駆逐してしまうのである。それが、2回前の郵政選挙であり、前回の政権交代選挙なのである。
そして、急激に伸びた党は、なぜか、急激にしぼんでしまう。古くは、一時はすごい勢いで伸びた社会党が、今ではほとんど跡形もなくなっている。郵政選挙で大躍進した自民党は、まだ社会党ほど酷い状況ではないが、分裂含みの状態である。そして、民主党は言わずもがなだ(^_^;維新の会も、急に第1党になって、いきなり政権を担うようなことになったら、後には、ロクでもない末路が待っていそうな気が・・。
まあ、こんなことになってしまうのは、「浮動票」が、あまりに多く、また、フラフラとし過ぎているからだと思う。キッチリ政党の主張や候補の人物像を選挙ごとに判断し、是々非々で投票相手を変えているのならいいが、多くの「浮動票」は、選挙のときの風に乗って勝ち馬に乗っているだけなのではないか。だから、よう分からん素人議員が大量に発生するような選挙結果が続いているのだと思えてならない。
既成政党でも、これから生まれる勢力でも、「浮動票」ではなく、「不動票」を増やす努力をしないと、いつまで経っても、政治が安定しない。逆に、有権者も、一度支持すると決めたら、ちょっと気に入らなくなったからと言って、簡単によそに行ってしまうような投票行動は、慎まないといけないだろう。
選挙の度に躍進とリバウンドが繰り返される状況は、いい加減終わりにしてもらいたいものである。
ログインしてコメントを確認・投稿する