●ライトスタッフ (1983 米)
THE RIGHT STUFF
フィリップ・カウフマン監督
サム・シェパード
スコット・グレン
エド・ハリス
デニス・クエイド
◆物語(gooより転載)
1947年10月、空軍パイロットのチャック・イエーガーがXー1ロケットで初めて音速の壁を破った。ゴードン・クーパーが妻トルーディとエドワーズ空軍基地にやってきたのもこの頃だった。2人はガス・グリッソムと彼の妻ベティ、デイク・スレイトンと彼の妻マージに会う。妻たちは夫が墜落死するかもしれないという悪夢を共有していた。57年10月、ソ連がスプートニクの打ちあげに成功。驚いたアイゼンハワー大統領は、パイロットの中から宇宙飛行士を選ぶように命じた。
◆黒感想。
0.予告編の感想。
朝10時からのリバイバル上映てぇ企画、今週気づいた。くそ、去年からやってたんでやんの。
1.本編をみての感想。
なんと。1983年の映画でしたか。うわもうすぐ30年!? 久しぶりに、ひっさしぶりに映画館でちゃんと鑑賞できて感激。いやぁ、けっこう忘れてるシーンがあるなぁ。最初、馬上からX-1を眺めるシーンなんかまるっきり覚えてなかったぞ。その後に続く、グレニスとのおっかけっこが異様にエロエロ(意図してやってるんだろうね)だってのも、当時は気づかなかった。それに、ドキュメンタリー寄りの映画だと思ってたけど、ずいぶん展開が荒っぽいところもあったりして。「女遊びはやめろ」→「俺たちはサルだ」なんだこの展開。いや、これはこれでよし。単なるドキュメンタリーならNHKかなんかにやらしとけばいいからな。
空モノマニヤとしては、貴重な飛行機の映像がわんさか出てくるだけでも感涙もの。F-104はどっから持ってきたんだ? バルカン砲口周りが汚れてたから、NASAの所有物じゃなさそうだ。それに、飛行(墜落)シーンはプラモデルだそうだけど、全然わからんかったよ。そうそう、F-104の前で例のやり取りをするシーン、遠くのほうをF-106、それもB型がタキシングしてくのもうれしいね。(うれしいけど、エドワーズ空軍基地に106があったのか?)
物語は、まぁ淡々と進んでいくけど、最後の最後だけ、じんわりと胸に来るものが。そう、あくまで「パイロット」であることを選んだチャック・イエーガーだけど、やはり宇宙へ行きたかったんだ。あと一歩で星に届くところまで駆け登ったのに…。
2.役者について。
ジョン・グレンが実にいい感じの完璧超人ぶり。海兵隊なのに。お行儀よすぎ。てか、みなさんいい体をしてなさる。肉体を作るのも俳優の仕事のうちなんだろうな。
今回気づいたんだけど、若き日のジェフ・ゴールドブラムが、けっこうおいしい役で出てます。
3.誰におすすめ?
私におすすめ。
この映画の後は、「アポロ13」→「スペース・カウボーイ」とハシゴしたいねえ。うん。
◆重箱の隅。
アラン・シェパードがA-4に乗ってたけど、実際にはどうだったんだろう? テストパイロットをしてたそうだから、乗ってても不思議じゃないか。あ、せっかくだ。7人プラス1人の最終到着地点を書いておこう。
アラン・シェパード:アポロ14号で月面着陸。
ガス・グリソム:アポロ1号の火災事故で焼死。
ジョン・グレン:(劇中で描かれた)マーキュリー6号で地球を周回。1998年、スペースシャトル「ディスカバリー」で2回目の宇宙飛行。宇宙に9日間滞在。このときなんと77歳。
ゴードン・クーパー:ジェミニ5号で地球を120周。
ウォルター・シラー:アポロ7号で11日間軌道上に滞在。
スコット・カーペンター:マーキュリー7号で単独周回。
ドナルド・スレイトン:マーキュリー計画では宇宙に行けなかったが、後にアポロ-ソユーズドッキング計画に参加。
チャック・イエーガー:生涯「飛行機」のパイロット。でも英雄なので、空軍の戦闘機に乗りたい放題。F-20とかM2-F1とか、試作機とか実験機のようなものまで乗ってたりする。空軍最後の飛行は「グラマラス・グレニスIII」と名づけられたF-15Dでの音速突破。じじい無敵すぎるぞ。
む。結局、月へ行けたのはシェパードだけか。月面でホセ・ヒメネスのモノマネやったのかしら? 焼酎もってった?
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