■叫ぶカラス、砂浜にクジラ…震災前に動物異変
(読売新聞 - 07月02日 14:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1658252&media_id=20
人間というのは。明白な理論や、納得する理由、事前現象がないと安心できない生き物らしい。
たしかに、カラスや鯨などの異変が地震の前に起こるというのはあるだろうが、それが起きたから100%大地震が起こる訳でもないし、そういう異変が起こらなかったら、地震は絶対に起きない訳でもないだろう。
おそらくは学者が因果関係を調べようとしても、”可能性として”、”おそらくは”、のような結果にしかならないと思う。
人間はそうであってほしい願望を現実の世界に乗っけたがる。
そして、その話を聞くと、変に納得して、安心したりする。
私はそういうのの重要性が分からない。
問題視すべき点は、精度ではないのか?
そういう現象が起こった場合、何%の確率でどうなるのか?
そういうデータであれば勉強する意味がある。
ただ、犬や猫が騒いだから、大きな地震が起こる可能性が高い! では
犬や猫が騒いだから、ここに幽霊がいる可能性が高い! と、大差がない。
殺人犯を知る人にインタビューなどの映像を見る時
『そんな事するような子には見えませんでしたけどね、大人しい感じの……』
という言葉を聞き、『そういう子の方が危ないっていう時代だね』と、変な理屈で自分を納得させたいという心が自然に働くらしい。
本当であれば
『ちょっと危ない感じの子供でしたね。地元では問題が多かったです。』
って言葉が聞きたいのだろうが、最近の事件はそうでもない。
普通の真面目そうな人間が殺人犯になるという恐怖から、”そういう時代だ”、”真面目なヤツほどキレて急に人を殺す”などという、法則に当てはめて考えないと、怖いから、法則に当てはめたいという意識が働くらしい。
逆に言うと、いくら変な法則でも、それが自分で納得がいけば、通ってしまうという怖い心理だ。
これが後付け理論が、ウケルという最大の理由だと思う。
何の意味もない。
下らないと思う。
いきなり地震がくるのは怖いから、何とか後付で、地震がくる前の現象を言いたいって事も同じ理論だ。
本当に因果関係があり、どれくらいでどうなるのかという、本当の具体的数値でないと、本当は何の安心の欠片もない。しかし、くだらない後付でも人というのは、心が癒されてしまうのだろうか?
予言に対する後付理論も、偶然の一致を無理にたくさんつくりだして、射幸心を煽っているようにしか思えない。
人は誕生日、出身地、血液型、性格、価値観、趣味、なんでもいいけど、一致する箇所を他人にみつけて、それで安心して仲良くなる傾向にあるらしい。
だから、そういう下らんトークというのが、合コンなどでは必須会話となる訳だ。
一流の詐欺師や、ホストなんかは、嘘で相手と同じフリをする。
誕生日、年齢、趣味なんかも、事前に調べておいて、嘘で合わせたりして、偶然の一致に驚くフリをしたりするのも、そういう人間心理をたくみに利用していると言えると思う。
”むしの知らせ” みたいなのだって、本当にあっても全くおかしくないと思うが、大半は、そうであってほしいという遺族が作り上げたものだと思う。
だが、本人が幸せであるというの前において、理論や現実や現象や、それを利用する人間の存在なんてものは、どうでもいいのかな?などとも思う。
いやー。でもやっぱり、そういう噂話ってやっぱりくだらんなーって思う。
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