●重力ピエロ (2009年 日)
森淳一 監督
加瀬亮
岡田将生
小日向文世
吉高由里子
鈴木京香
渡部篤郎
◆物語(gooより転載)
遺伝子を研究する大学院生・泉水と芸術的な才能を持つ2つ年下の弟・春は、仲の良い普通の兄弟だ。優しい父と三人で、平穏に、そして陽気に暮らしている。だが、この家族には春の出生に関わる哀しい“過去”があった。その原因をもたらした“ある男”が街に戻ってきた。そして、時を同じくして不審な連続放火事件が発生する。その現場には謎めいたグラフィックアートが残されていた…。
◆黒感想。
0.予告編の感想。
ん? サーカス一座の話か? いや違うな。主人公は客席にいる。んーでも、イケメン君が窓から飛び降りてくるし。あれ? 放火? ミステリー? 何だろう、これ。
この予告編では、小説を知らない人には、なかなかみてもらえないんじゃなかろか。今ひとつ、何がウリで何を目当てにみにいったらいいか、わかんねぇ。
1.本編をみての感想。
あー。うん。「この予告編では、何がウリだかわからん」って感想は、実にその通りでした。いや、先に言ってしまうと、色々と「感動」はするんだよ。文字通り、「感情が動く」んだよね。ただ、それは通り一遍のものじゃなくて、なきたいけど笑顔になるとか、抱きしめたいのをこらえて怒ってみせるとか、そういう複雑な心の動きをさせられてしまう、そんな映画です。
だから、「笑えます!」とか「今世紀最大の感動!」なんていうキャッチフレーズはつかない、つけられない。でもみてもらいたい。ああこれは予告編作るのが難しいわ。
えーと、何を書いてもネタバレになっちゃうから、感想は詳しく書けないな。ストーリーはちょっとしたミステリー仕立です。連続放火犯の謎を追え!みたいな。でも、犯人像を想像するより、登場人物の心の動きをなぞってください。この映画の中で、登場人物達は様々な「決断」を迫られます。そのとき、自分だったらどうするか。重大なことを、どうやって口に出すか、考えながらみてください。面白いよ。
2.役者について。
若い二人は、台詞まわしがまぁその…。でも、イケメンでやんちゃな弟と、弟をまぶしく思いながらも愛している不器用な兄、ってのはよく判るぞ。ほんで、二人の子供時代の子役がまたよく似てるんだ。
物語後半で出てくる美女、初めてみたな。吉高由里子? 他の作品にも出てるのかしら。このひと、若いのに上手いな。
3.誰におすすめ?
小説読んでからみたひとの感想を聞きたい。
◆重箱の隅。
書いちゃうとネタバレになっちゃうからパス。
ラスト近く、「彼女」が春の車のカギを持っててもよかったんじゃねぇ? アレなんだから。
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