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2008年11月14日09:11

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レッドクリフ


●レッドクリフ PartI  (2008年 米、中、日、台)

Red Cliff

ジョン・ウー 監督

トニー・レオン 
金城武 
チャン・フォンイー 
チャン・チェン 
中村獅童 
ヴィッキー・チャオ 
フー・ジュン 


 
◆物語(gooより転載) 
 西暦208年。曹操軍に追われる劉備軍は孫権軍と同盟を結ぶため、軍師の孔明を孫権のもとに遣わした。しかし孫権軍では曹操に驚異を感じているものの非戦を唱える臣下が多く、同盟は容易に成立しそうもない。そんな中、孔明は赤壁で孫権軍の司令官・周瑜と出会い、そのカリスマ性に魅了される。一方の周瑜も孔明の人柄と戦術眼に驚嘆し、その存在を意識するようになる。そして二人は信頼を深め、共に戦う事を決意するのだった。

◆黒感想。(スタイルを試行錯誤中。)
0.予告編の感想。
 おおおおお。やっと、とうとう、ついに、三国志を映像でみられるのか! うんうん、「船が7割水が3割」てな映像もよくできてるし、お、これは八卦の陣か? タイトルが「赤壁」ってことは、赤壁の戦いに的を絞っての映画化だな。うん、長い長い三国志を全部映画にするのは無理だし、これはこれで大正解かも。早く公開されないかな♪
 
1.本編をみての感想。
 本編…の前に。ありゃ?「Part1」て何だ? 今までの予告編にはそんなタイトルついてなかったよな? うん、ポスターにも書いてない。ありゃりゃ? ま、いいや、本編をみたら解決するだろう。

 さあ始まった。おお、長坂の戦いからか、お。え? あれ? おいおい…えー。あーやっとおわった。ってーかこれでまだ半分?

 えーと。「三国志」って話は、そらもうめっちゃメジャーなわけですよ。日本でも、中国でも。物語の展開でみてる人を脅かそうとしても無理なんですよ。だから、「映画化」するなら、個々の場面をいかにダイナミックに描くか、が勝負だと思うんですが…
 納得いかない点がいくつも。オープニングの「長坂の戦い」に限っても、
 1.「青虹の剣」のエピソードがない! 
 2.長坂橋の「張飛の大音声」がない!蛇矛もない!
 3.玄徳の「子供一人の為に、忠臣を失うところだった」がない!
てな具合に、「映像化されたらどんなんだろう、わくわく」と待ってたシーンが抜けてるんですよ。いや、時間の制限は関係ないよ。だって、余計なエピソードとかどう考えても引き伸ばしだろってシーンはたくさんあるんだもの。

 すげー疑問なんだけどさ、ジョン・ウー監督って、「三国志演義」を読んだことないんじゃないか?

 もちろん、パンフレットには「子供の頃から読んでました」って書いてある。でも、ここまで三国志ファンがみたがる場面をすっとばすことないじゃないか。ここいらの盛り上げ方は吉川三国志に遠く及ばないぞ。
 それに。物語の解釈もなんだかおかしいし。周瑜と孔明は「今は共通の敵の為に手を組んではいるが、心の底からは信用できない仇敵」でないと、周瑜のいらだちが表現できないだろう。そんな簡単にお友達になっていいのか? 
 じゃ、「三国志」を知らない1映画としてみた場合はどうか、これもちょっと…。一つ一つの場面を無意味に引き伸ばしすぎ。孫権の妹の活躍を入れたいから、地上戦のエピソードを挿入するのはわからなくもないけど、あそこをあんなに長々とやる必要ってあったのかしら。むしろ、「強そうな曹操軍」を「あっというまに殲滅した八卦の陣」ってすげー!ってしたほうが、「ああ軍師の存在は重要なんだな」って思えるだろう。

 うーん。期待してただけに、ちょっとがっかりな感じ。

 Part2の見所はどこだろう。連環の計、埋伏の毒といった息詰まる頭脳戦の前半、炎の中に焼け落ちる曹操軍の中盤戦、曹操追撃戦での関羽の苦悩が描かれる終盤、周瑜の絶望と死がエンディング、てなところか。大丈夫かな。
 
2.役者について。
 中村獅童、ここにも出てる。それも、オリジナルなキャラクターとして。甘寧は甘寧でいいじゃん。なんでわざわざまぎらわしい甘興なんて名前に?そこまでして中村某を出さなきゃならん理由って何だろう。
 小喬役の林志玲はえらいことキレイ。いや、日本人の目から見てキレイってことで。ってこた、「アジア映画女優」どまりか。ハリウッドじゃ使ってもらえないかもだ。この女優さん、背が高いんだよね。身長174cm。居並ぶ武将達にひけをとらない…というか、関羽と張飛をもっと「大男」に描いて欲しかった。
 
3.誰におすすめ?
 まぁそうは言っても。三国志ファンなら話のネタにみておこうか。「あそこのあの場面、アレはないよなー」って会話を交わしたいじゃないか。三国志を全く知らないって方は…あー…まずは横山コミックで予習しようか。予習っても単行本で60巻あるけど。しかも横山コミックの方が面白かったりする罠。

◆重箱の隅。
 張飛って、達筆なのか?
 あと、そこをつついても仕方ないけど、当時は「あぶみ」はなかったそうな。




ニュース。
ド派手な前夜祭だけじゃない!『レッドクリフ PartI』の好発進を支えた宣伝戦略とは?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=665620&media_id=55
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