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2026年10月03日23:41

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土曜ギリギリ日記818:最初の声


1989年。情報誌記者の上原恵は、編集長・澤口に性的嫌がらせをされた上、不当に解雇されてしまった。憤った彼女は、世の女性たちの力になろうと奮闘する朝日道子弁護士を頼ることに。支援団体を味方につけ、欧米のセクハラ訴訟を女性誌に紹介した弁護士・宮本の助けを借り、澤口らを訴え裁判準備を始めた道子と恵だったが…



「ファーストボイス」


以下、ジョディ・フォスター「ネタバレの行方」。


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女性部下の尻を触ったり下ネタ振ったりは「挨拶」だった時代。この当時に社会に出ていたら、俺もフツーにやっていたかもと思うとゾッとする。弁論で綾瀬はるかが言ってたように、自分の恋人・妻・娘・妹らが同じ目に遭っていたら黙って「仕方ない」と言えるのかって話ですよ。確かに俺も同僚や部下を女性として意識したことはあるけども、だからといって実際に行動に出ることはしなかった。先輩たちの「武勇伝」をニヤニヤしながら傾聴しつつ、「最低だな」と内心軽蔑してたねぇ。


綾瀬はるかは、こういう元気な役がやはり似合う。子沢山なとこはピンとこないのだが、ルックスが若すぎて明る過ぎるせいだろうな。ウイカ様は何より顔が素敵。この人の表情がなぜか好きなんだな俺。ボディコンが全く性的に(端的に言うとエロく)見えず説得力に欠けるところが唯一の難点。「ディスクロージャー・デイ」のエミリー・ブラントの方がもっと脚出してた気も。

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1989年は確かに劇中に出るように「告発の行方」が公開された年。この作品のジョディさんは相当際どいカッコでダンスして「誘っているように」見えていた。だからといってそれは性的暴力の肯定理由にはならない。これ以前の「リップスティック」は完全に理不尽なガチレイプで犯人が無罪になる映画で、いかに女性が法的にも下に見られていたかが解る。令和の世では女性の権利は向上し、男たちの意識も改革された…が、変化の進む速度はあまりに遅かったし、今でも完全とは言い難い。「ファーストボイス」は綾瀬はるかの笑顔でマスクされて気軽に見やすい娯楽映画になってはいるが、実は真剣に考えながら観なくてはいけない映画かもしれない。

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