mixiユーザー(id:7904198)

2026年09月19日21:51

206 view

ジリジリ日記262「限定メニュー」

■食費1日500円下回る=困窮世帯、物価高の影響強く―NGO調査
(時事通信社 - 09月19日 15:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=8955791

「そう言われれば俺たち夫婦もたしかに困窮500円世帯だよな」
「昨日はコーンとキュピーマヨネーズでどうにか間に合わせたし、、、」
「今日はこんにゃくとキュウリでどうにかやりくりしてるもんな、、、」
「明日はどうするの?」
「そうだな、たまにはスーパーのタイムサービスで半額総菜にチャレンジしてみるか」

夕方1時間くらいで畑1枚分の草刈りを完了させる予定だったが質の悪い草に邪魔をされて2時間ほど頑張ったのに結局刈り残してしまった
思うようにはいかないものだ

谷4のホテルは10時前のギリギリにチェックアウトした
予定もないので昼過ぎには難波から高速バスに乗るだけである
谷6には隆祥館書店という小さな本屋さんがあって6年前に一度来たことがある
書店の最上階にある小さなホールで「内田樹×山崎雅弘」のトークイベントがあったので予約を入れて支払いも済ませていた
ところが予約の締め切り日になって書店主の二村(ふたむら)さんから直々に「予約はいただいてるんですが入金がまだお済でないようなんですが?」と電話が掛かってきた
「ほんとですか?自分はすぐに入金の手続きを済ませたはずなんですが、、、ちょっと確認してみます」
振り込みの履歴を確かめてみるとどうやら最終ボタンのポチッとを押し忘れていたようだった
あわてて二村さんに連絡すると「わかりました、わざわざ遠くからお越しいただくんですからお席はご用意しておきますね」と便宜を図ってもらったのだった
その時のお礼を言おうと思ってホテルからブラブラと15分くらい歩いて書店に向かった

6年前のイベントは人気者のお二人ということで大勢の入場者で狭いホールは足の踏み場もないくらいにギュウギュウだった
靴をビニール袋に入れてかろうじて着席できる場所を見つけて座り対談を聴かせてもらった
週刊プレイボーイのカメラマンが来ていて対談終了後に写真撮影があったが自分は見切れていたようだ

あの頃とくらべても日本の凋落ぶりはいよいよ酷いところまで進み、社会の貧困や分断が容赦なく襲い掛かってきて普通の庶民の暮らしが成り立たなくなっている
すこしでもそういう社会に歯止めをかけようと隆祥館書店の二村さんは熱心に店の経営と本の宣伝に取り組んでおられる
https://onaji.me/entry/2025/12/04

狭い店内に入るとすぐ右側にお薦めの著者のコーナーがあってたまたま内田樹さんの名前が目に留まった
以前に伺った時も内田樹さんがらみであったし並んでいる本も自分が持ってないタイトルだったので躊躇なく2冊分手に取った
もちろん安い文庫本2冊である
フォト

レジの二村さんは取引先と電話中だったので近くにいた番頭さんのような年配の書店員さんにレジを打ってもらい「以前にホールの対談企画で寄せてもらったことがあります、その時に二村さんにいろいろ便宜を図っていただいたので一言お礼をと思って立ち寄りました、どうぞよろしくお伝えください」と言って立ち去ろうとしたら「もうすぐ電話終わると思いますので、お待ちいただけたら、、、」と声を掛けてもらったのでレジ前で電話が終わるのを待っていた
二村さんが電話を置くと書店員の方が自分のことを紹介してくれたので簡単にあの時のお礼を言った
少し会話をする中で「相変わらず店は大変ですよ、東野圭吾さんもお亡くなりになったのでまた影響がでるかもしれません」みたいな話をされていた
「これからも素敵な本屋さんであっていただくようお願いします」と伝えて外に出ると日差しがけっこう強くなっていた

近くにあったレトロな喫茶店「ウインク」でコーヒーを飲んだ
店内のテーブルはインベーダーゲームが流行った当時の麻雀ゲーム機だった
マスターに「ずいぶん長くやってらっしゃるんですね?」と訊くと
「50年!」と意気揚々と即答した
マスターの年代はほぼ自分と同じに見えたのでこの店一筋にやってきたのだろう
その自信は揺るがない
なかなかの実業家である
半時間ほどの間に自分を含めて客は3人だった

店を出て谷六の駅に降りて行き谷9で乗り換えて難波に出た
千日前線と言うのはほとんど乗った記憶がない
難波で降りて地下街を四つ橋線方向に進むと高速バス乗り場の案内表示が書かれていた
地下街にはいろんな店舗が並んでいたので案内地図を見て奥さん用の土産をパン屋さんで買うことにした
田舎には売っていない変わったパンなどを適当に皿に取っていく
8個ほどを一番大きな袋に入れてもらい、近くにあった別のパン屋も覗いてまた6個くらい追加して大きな袋に入れた
フォト

さらにドーナッツやで季節商品のドーナツを3個買って奥さん用の土産とした
フォト

途中に無印良品があったので寄り道してレトルトカレーなどを購入
大きい袋なので全部詰め込んだ
フォト

家に帰ってちょこっとづつパンを消費した
カレーや饅頭やドーナツはまだ残っていて冷蔵庫を開けるたびに大阪の香りがする、、、訳ない

今日の拾い言
何かすごいことが起きている。

平川克美
 能楽師の安田登さんが癌を告知されたのち、内田くん、釈徹宗さん、私が勧進聖となって喜捨を呼びかけたのだが、なんと、三日間で1000万円を超える喜捨があった。
こんなことは滅多にあるものではないが、安田さんなら、こんなこともあるだろうと思っていた。
多くの方々は、安田さんという方が、この国にとってとても大切な方で、生きていてくれないと困ると心底思っているということだ。だが、それだけでは、説明のつかないものがある。
安田さんが、これまでしてきたことは、私の感触としては、ほとんど社会に対する喜捨のようなものであった。
襤褸を纏い、金に頓着せず、ひたすら芸道と、古典的叡智の伝導に邁進されてきた。これほど、現世利益、自己利益と遠い活動を、これほどの情熱で続けられていることに、私は感動を覚えた。
蟹とコーラがあれば、あとは何もいらないというのが、安田さんの欲望のありかである。(これからは、コーラは控えていただきたいが)
現世利益に頓着しないと言ったが、言うのは簡単だが、それを実行するのは難しい。というか、ほとんどの場合、それは不可能だと言った方がいい。
現世利益に相反していては、生きてはいけないからである。安田さんの場合、あまりに叡智の伝導ということに、深く突き動かされていて、他のことを考える暇がないといった風情である。
古代より、人間はかほどの叡智を駆使してきた。知れば知るほど、学べば学ぶほど、世界は面白いということを、隣人たちに伝えるために、本を書き、舞台に立ち、声を張って謡い、板書して文字を紐解くことに専念してきた。
それは、功徳と言っても良いかもしれない。
 喜捨の呼びかけに対して、これほどの反応があった理由は、一つしかない。
それは、安田さんがこれまでやってきた社会への喜捨というべき活動に対する、返礼の気持ちが澎湃として立ち上がったということである。
これで、安田さんは後顧の憂いなく治療に専念できる。
しかし、心配なのは、この人は治療に対しても、ほとんど頓着しないように見えることだ。
体調が少しでも上向けば、また無謀な活動のために、貴重な生命力を使ってしまいそうだからである。
でも、それが安田登という人なのである。
ちょっと、大袈裟に美化していると思えるかもしれないが、そんなことはない。
自分でも信じられないが、安田登とはそのような人なのだ。
そして、皆がそれを感じている。
そうでなければ、これほどの喜捨が瞬く間に集まるなどということが起きるはずはない。
世に、奇跡などということはほとんど起きない。
全ては、何かの因果の結果として現出する出来事が、あまりに突飛な場合、それを説明する言葉がない。
それを奇跡というのだと思う。
私たちは、今それを目にしている。
そして、この今起きていること自体が、安田登という人が命を賭けて私たちに見せてくれている贈与的な世界の光景であるといって良いかもしれない。
世の中、自己利益の最大化に邁進する政治家や実業家で溢れかえっている。
彼らは、成功者とみなされている。
誰もが彼らに憧れるかもしれない。
しかし、
世の中、お金よりも大切なことがある。お金よりも大切なものは、お金では買えない。
だから、貧乏人が貧乏人を助ける光景を見ていて、私は一縷の希望を感じることができる。
世の中、捨てたものではないと思う。



3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2026年09月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930