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2026年06月24日22:28

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大谷翔平ファン集まれーー!  (face

【「いちばん大きな翔平」が、
「いちばん小さな翔平」に会いに行った日。】

2019年1月。

大谷翔平は、メジャーで一番熱い男だった。

新人王。

二刀流。

ベーブ・ルース以来の衝撃。

アメリカ中が、次のシーズンの大谷を語り始めていた。

そんな時期に、彼はある病院へ静かに足を運んだ。

試合でもない。

イベントでもない。

カメラの前でもない。

大阪の、ある病室だった。

そこにいたのは、川崎翔平ちゃん。

1歳。

拡張型心筋症。

生まれて間もなく診断され、ずっと闘病していた。

日本では助からない。

アメリカで、心臓移植を待つしかない。

まだ言葉も話せない。

歩くこともできない。

そんな小さな体が、あまりにも重い現実を背負っていた。

でも、ここに"もう一つの翔平"がいた。

実は翔平ちゃんの名前は、偶然じゃない。

二刀流で活躍していた、あの大谷翔平に。

あやかって名付けられた名前だった。

依頼は、ご両親と支援者から来た。

「うちの子に会ってもらえませんか」

普通なら、断っても誰も責めない。

オフシーズンとはいえ、世界中から取材が殺到する立場。

スケジュールは異常に詰まっている。

でも大谷は、即答で快諾した。

面会の場に、派手なものは何もなかった。

会見もない。

発表もない。

ただ、会議室。

ベッドで眠っていた翔平ちゃんのほおを、そっとさすって、

大谷はこう語りかけた。

「翔平くんっていうんだね」

そして、膝の上に抱きかかえる。

抱かれた翔平ちゃんは、きょとんとしていた。

自分を抱いている人が誰なのか、わかるはずもない。

新人王も、二刀流も、わからない。

ただ、知らない大きな人に抱っこされている。

それだけだった。

帰り際、大谷はご両親にこう言った。

「早くドナーが見つかるといいですね」

色紙には、こう書いた。

「頑張れ翔平くん」

この場面、よく考えるとすごい。

ここには、見返りが一つもない。

試合じゃないから記録に残らない。

ファンサービスでもないから話題にならない。

そして何より――

抱かれた本人は、この日を覚えていない。

1歳だから。

スターが拍手の中で見せる優しさは、まだわかる。

でも大谷が会いに行った場所には、拍手がなかった。

歓声もなかった。

ただ、名前を同じくする小さな子と、

その回復を祈る親がいただけ。

人柄って、たぶんこういう場所に出る。

誰も見ていない部屋。

記憶にすら残らない時間。

そこで何をするか。

翔平くんは、たぶんあの日のことを覚えていない。

でも、大谷翔平は、ずっと忘れない。

#大谷翔平 #ドジャース #ShoheiOhtani #Dodgers
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