mixiユーザー(id:2940502)

2026年06月21日20:05

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Amazonプライムで観る「黒の試走車」

 
…死にたければ死ね。君なんかどうなろうと知ったことか。


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1960年代…
社長が入院中の「タイガー自動車」では、企画部長・小野田が肝入りで開発したスポーツカー〈パイオニア〉のテスト走行に着手していた。しかしその走行ルートがマスコミに漏れ、しかもカーブを曲がれずに事故った現場も写真に撮られてしまう。完全保秘のパイオニア案件がなぜ漏れたのか。小野田子飼いの情報屋・的場によると、ライバル社「ヤマト自動車」の企画室長・馬渡からのリークだったらしい。馬渡は元関東軍特務機関の将校で、いわゆる本職のスパイ。どうやら〈パイオニア〉の仕様・デザインを手に入れようとしているようだ。小野田の部下で企画一課のエース・朝比奈は、〈パイオニア〉が大衆用セダンであるという偽データを作成し、それが馬渡の手にわたるよう画策。馬渡を騙す欺瞞作戦を開始するが、すぐに失敗が明らかになる。馬渡は既に〈パイオニア〉がスポーツカーであることを知っていたのだ。しかもヤマトが秘密裏に製作している新車〈マイペット〉が〈パイオニア〉と酷似していることも明らかに。開発費・デザイン費に巨額を注ぎ込んでいたタイガー自動車は大損害を被ることになる…



「黒の試走車」


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田宮二郎の〈黒〉シリーズ一作目。自動車業界を舞台に、熾烈な諜報戦を描く作品です。馬渡というヒヒジジイに恋人の身体も投げ打つ朝比奈(田宮二郎)の冷たさたるや…しかしまだ若くてウブだったな。非情さでは小野田(高松英郎)の方が上でした。ヤマトのデザイン課長を恐喝したり下請けを脅したり、企画一課はモラルが無さすぎ…でもそこが面白い。価格闘争後に起こる、まさかの事故展開で後半も目が離せません。軍隊体質の企業論理にNOを突きつける、ある意味で反軍国主義映画でした。
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