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2026年03月19日01:00

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水曜クビ×4日記1433:オーロラの災い


スコットランド…

巨大物流センターでピッカーとして働くオーロラ。毎日同じ仕事を黙々と続けて、シェアハウスに帰宅しても誰とも親しくなることなくスマホをただ見つめるだけの夜。こんな生活から抜け出そうと漠然と考え始めた彼女は、介護職へ移るため面接を申し込むことに。だがスマホの故障や融通の効かないシフト管理などに振り回されて…


「オーロラの涙」


以下、「ネタバレ・チェーン見た?」


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フォト


倉庫・配送モノ、というジャンルが確立しつつある。配送では「家族を想うとき」、ピッカーでは「希望の灯り」なんてのがあり、日本では「ラストマイル」のように純粋なエンタメに昇華させたものも出てきたし。とはいえ労働者階級哀歌モノというのは「自転車泥棒」から脈々と続く一大ジャンルで、いまの流行がロジスティクスだということだけかもしれないけど。本作もその系譜にあるのだが、より空疎で哀愁も希望も感じられない独特の味わいがある一本だったな。主人公オーロラが現代的なのは、守るべき家族も向かう夢も何もない点。それどころか趣味も好きなこともなく無為にスマホをいじるだけという女性。現代社会が創り出した新たな人種のように見えるけど、一応はそれを恥じる気持ちはあるようで、嘘や見栄でトラブルを乗り切ろうとするキャラ。観客の共感度が得にくい人物像なので、可哀想な場面でも自業自得感が拭えない。まぁ、自然保護運動に協賛して褒美も用意するとか言って外ヅラは意識高く従業員ファーストなふりを見せる会社側には怒りを覚えるけどね。

「痛々しい人間にならないために、なにか趣味を持とう」というのが俺的結論…大丈夫、俺には「映画」がある。


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2019年、千葉…
海沿いの海鮮食堂で働く主婦が溺死体で見つかった。

2024年、神奈川…
県警捜査一課の女性警部補・堂本翠は、ガレージで見つかった事故死体の検案を聴いて肩を落とした。彼女はここ数年、事故・自殺で処理されてきた数件の遺体で「髪が不自然に切られていた」事実を掴んでいた。巧妙に連続殺人を犯している人間がいる…その仮説を立証しようと躍起になっていた。五年前の千葉の溺死体に始まり、横浜・福岡・石川・宮城で起きた事故・自殺は全てコロシだと主張する彼女に周囲は冷たいが、同僚の警部・飯田だけは応援していた。ある時、宮城の事故死の資料を読んだ飯田は、その中に見覚えのある男の顔写真を発見する。その男は、彼や堂本のごく身近…即ち署内で働く用務員・大門だった。



「災」


以下、人はネタバレ無く死なないので。


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香川照之が日本各地で災いをもたらす「男」を演じたWOWOWドラマの劇場用再編集版。単なる偶然なのか連続殺人なのか、オカルトなのかSFなのか、何一つ説明することなく「災」に遭う人間たちを群像劇風に見せていく構成。確かなのは、人は突然死ぬということだけ。その不可解さが恐怖を際立たせていて、香川照之登場時に決まって流れる不穏な劇伴の効果も相まって結構ゾクゾクしちゃいました。香川七変化は1番の見どころで、完全にウケを狙いにいってるのは石川県の理髪店編。「ユージュアルサスペクツ」のパロディには声出して笑いそうになりました。うむ、こりゃ面白い。

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