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2026年01月02日10:16

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若手の活躍が目覚ましいSF界で、老境を迎えようという新人が登場した事の意味は大きい。>〈〈とはな。嬉しいよな>>

<火星をネタにしたSF作品は数多あるけど、これからも書き継がれていくだろう。火星はSFの故郷だからだ。>

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マイミク・埋草甚一(U.J.)さんの日記

【記録】二千六百八十五年(令和七年)十二月に読んだ本
2026年01月01日13:00全体に公開 みんなの日記26 view
年間九十五冊、百冊行かなかったかあ。

2025年12月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1879ページ
ナイス数:22ナイス

https://bookmeter.com/users/1615/summary/monthly/2025/12
■大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤 (宝島社文庫) [Kindke]
タイムトラベルと科学捜査と江戸の町。江戸しぐさなんかは絶対に出ない設定で、かなりアクロバチックな推理・捜査劇が描かれる。実はタイムトラベラーはおゆうだけじゃない事は語られいるが、優佳はまだ気づいていない。歴史的な交渉も納得できるレベルだが、主眼がミステリーなのでSF的な設定の裏が語れていないのは些か不満。とは云え、登場人物が色々で、平成・令和の感覚で、口には出さずに江戸時代の風物にツッコミ入れるのは面白い。続刊もkindleで無料だ。
読了日:12月19日 著者:山本巧次
https://bookmeter.com/books/14508746

■博士とマリア (ハヤカワ文庫JA) [Kindke]
医療技術とロボティクスが発達した未来世界、巨大資本が支配している歪んだ社会の底辺で生きる人々の物語り。AIと生体脳からのデータ移植とを装備した二人が貧民を救うが、どこかドクターは淡々と事に当たっている。温暖化に拠る海洋進出で人類の生きる場所は限られた中、社会は歪み階層化している。階層から零れ落ちた二人の旅は、人間とは何かを問い掛ける。答えはあるのだろうか。優しさを含みながら、どこかシニカルな視点が刺さる作品群だ。登場人物の多彩な境遇が面白い。最後のどんでん返しは巧いな。
読了日:12月16日 著者:辻村 七子
https://bookmeter.com/books/23077213

■摂氏千度、五万気圧 [Kindke]
若手の活躍が目覚ましいSF界で、老境を迎えようという新人が登場した事の意味は大きい。そんな作者だけに古く懐かしい雰囲気を纏っている物語り構成だが、科学的アイデアは新しい知識に裏付けられている。地球の上だけでの話だが、壮大で深刻な問題を孕んでいる。語り口は丁寧で、読み易かった。この先、オールドファッションドで新しいハードSFを紡いでいってくれることを期待する。全てを片付けたわけではないが、それが余韻を残すものとなっている。
読了日:12月14日 著者:関元 聡
https://bookmeter.com/books/23076103

■天空龍機 鋼鉄紅女2 下 (ハヤカワ文庫SF) [Kindke]
一惑星上の閉鎖的な戦闘から、惑星近傍空間の宇宙戦闘に発展した。その向こうには広大な恒星空間が広がっている。遂に衛星軌道上での戦いを経て、星系外の勢力との戦闘が予告された。しかし、歴史上の人物と同じ名前の登場人物が巧い事時代を超えて史実を反映した配置で事態を動かしていたのが面白いね。これはさらに舞台を壮大にした続編が書かれているんだろうなと期待する。中華文明と宇宙移民の融合感が心地好い。秦政も生き残って、この先の展開が楽しみだ。中原の歴史に詳しくないなら、解説を先に読んでもいいよ
読了日:12月10日 著者:シーラン ジェイ ジャオ
https://bookmeter.com/books/23082181

■天空龍機 鋼鉄紅女2 上 (ハヤカワ文庫SF) [Kindke]
第一話を経て、武則天は華夏の中枢を再構築する事になる。復活させた秦政の皇后となり、霊蛹機の陣容を整え始める。天庭の真実に近づき、これを打倒する秘策を練る。男性優勢社会に不満を抱いて育って来たが、これも改革に動き出す。この話の肝は巨大メカ戦にあるのだが、上巻では戦闘場面は少なくて、政治的な問題が多く語られる。でも、それは総力戦に向けての下準備で、下巻では派手に戦闘を繰り広げてくれることだろう。見覚えのある人命にほくそ笑みつつ、先を読み進めよう。
読了日:12月05日 著者:シーラン ジェイ ジャオ
https://bookmeter.com/books/23062881

■SFマガジン 2025年 12 月号 [雑誌]
火星SF特集、王道だな。併せて『火星の女王』も読んだ。火星SFと云えばウェルズの『宇宙戦争』だが、あれは舞台が地球だったな。ティム・バートンの『マーズ・アタック』もそうだった。『火星の人』みたいなのもあり。神林さんも火星は良く舞台にしていたし、色々アリだな。火星をネタにしたSF作品は数多あるけど、これからも書き継がれていくだろう。火星はSFの故郷だからだ。パンスペルミア説を補強する発表もあった事だし、色々と面白い作品が出る事を期待する。連載陣も盛り上がって来たな。
読了日:12月03日 著者:SFマガジン編集部
https://bookmeter.com/books/22977482


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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ー
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