太平洋戦争末期…
明洞で楽団を率いていたイ・ガンオクは、新たな仕事を紹介され日本に渡った。しかし持参した推薦状はただの紙切れで、単に徴用で連れてこられたにすぎなかったのだ。結局ガンオクは11歳の娘ソヒと団員らと共に端島に送られ炭鉱で重労働を課せられることになる。そこは劣悪な環境でヤクザのチルソンが暴れたりして騒々しいが、インテリのユン・ハクチョル先生が皆をまとめて励まし支えてくれていた。ある日、パク・ムヨンという若者が炭鉱にやってくる。彼の正体は光復軍が派遣したスパイ。終戦後の朝鮮建国に必要なユンを奪還するために潜入したのだ…
「バトルシップ・アイランド 軍艦島」
史実に基づくとされているけど、どこまで本当やらと思ってしまうアクションサバイバル巨編。まあこれ観たら、日本人の俺だって反日になっちゃうくらいの勢いでした。下関から貨物列車に放り込まれていくのは明らかにアウシュビッツのイメージで、旭日旗を真っ二つに裂く反日ショットもありつつ、日本側が朝鮮人皆殺し計画を画策している設定もあり、ほんと日本人大嫌いな人が書いたとしか思えない話。
ただリュ・スンワン監督のエンタメ映画としては楽しめる一本で、ファン・ジョンミン、ソ・ジソブ、ソン・ジュンギの3人が家族愛ドラマ・ラブストーリー・スパイサスペンスという三要素を担う形で物語を牽引。クライマックスの脱出劇も迫力がありました。激闘のさなかに「続夕陽のガンマン」の名曲The Ecstasy of Goldが使われているのは〈韓国のタランティーノ〉というキャッチコピーを背負ったスンワン監督ならではのセンス^_^
軍艦島に対するスタンスとノスタルジーが韓国と日本で正反対なので日本未公開もやむなしかな。当然日本人キャストも1人もいません。そんななか所長と副官ヤマダがやたら日本語流暢なので印象的。所長役の俳優は元々在日3世で日本人名で仕事していた人で、ヤマダ役の人も日本留学経験者なので納得なんだけど、今後反日映画が出るたびに彼らのような決まった顔しか出てこないと少し寂しい気分。
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