オレゴン州ポートランド。
ケントン地区の貸家に住むリネットは、学校とバイトの掛け持ちで忙しい女性。兄ケニーはダウン症で常に面倒を見なくてはならないし、母はスーパーで働いているが身勝手な性格だ。賃料の高騰で家を失いかけたリネットは、なんとか不動産屋に交渉し頭金25000ドルを払えば持ち家になるよう段取りをつけた。しかし支払い日当日、母親がそのカネを使い込んでしまい契約不成立となってしまう。なんとか明日朝9時まで待ってもらうことになったが、たった1日で25000を用意するツテはない……
「それでも夜は訪れる」
ゴージャス美女のヴァネッサ・カービーが、低所得者のヤングケアラーに扮した作品。身体を売った相手に借金無心しても断られ、昔の友人に頭下げても断られ、ついに他人のカネに手をつけてしまい…という展開。どんどんと悪い方へと堕ちていくヒロイン、意外とハマってました。そしてクズ母のジェニファー・ジェイソン・リーも適役。家族の空中分解ぶりと哀しすぎる過去が明らかになる後半はちょい鬱に。悪い映画じゃないけど、ヴァネッサ目当てで観るのなら覚悟が必要かと。俺は好き。
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