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2022年12月21日23:23

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ミニチュアゲーム日記 Vol.157

注意:この日記は、『ウォーハンマー・ファンタジーバトル』という絶版ゲームの対戦レポートです。知識が無い方にとっては非常に理解が困難な内容かと思われますので、ご了承下さい(もっとも、ゲームの知識があっても当事者以外には読みづらいかと思いますが)。

2022年12月17日(土)、北千住の足立区生涯学習センターにて開催されたオールドワールドコンベンションに参加。
この日の参加者は、主催のかませやぎさん、NOZAKIさん、Jさん、冬寂(拙者)の4名(参加者の名前はTwitterに準拠)。
かませやぎさんと自分がビーストマンとドワーフ、NOZAKIさんとJさんがオウガキングダムとスケイブンの対戦を行う。

この日の取組:ウォーハンマー・ファンタジーバトル ドワーフ対ビーストマン(2,000ポイント)

編成:
●先攻:ドワーフ(拙者) 2,000ポイント
ロード(ジェネラル、シールドベアラー帯同(※1)、アイアンブレイカーに合流)
ルーンスミス(サンダラーに合流(※2))
マスター・エンジニア
ドワーフ・ウォリアー
サンダラー
ロングベアード
アイアンブレイカー
マイナー(奇襲部隊)
スレイヤー
キャノン
オルガン・ガン

※1:2体のドワーフが担いだ大きな盾に乗った状態。アーマーセーヴィングが2向上し、【傷】が+2され、下のドワーフも敵を攻撃できる。
※2:今回のシナリオは出現位置がランダムなので、合流して出現判定をすることで、単独で放り出されて狙われないための用心をした。

●後攻:ビーストマン(かませやぎさん) 2,000ポイント
ビーストロード(ジェネラル、ベスティゴール・ハードに合流)
ウォーゴール(アーミースタンダード・ベアラー、ベスティゴール・ハードに合流)
ビュレイシャーマン(1)(Lv.2ウィザード(獣)、『ウィッサンの獣化術(基本・強化系)(※1)』『ホロスの野蛮なる獣(5・強化系)(※2)』、ゴール・ハード(1)に合流)
ビュレイシャーマン(2)(Lv.2ウィザード(影)、『体力そぎおとし(3・呪い系)(※3)』『陰の淵(5・直接攻撃系)(※4)』、ゴール・ハード(2)に合流)
ゴール・ハード(1)
ゴール・ハード(2)
ゴール・ハード(3)(待ちぶせ部隊(※5))
アンゴール・ハード
アンゴール・レイダー
ベスティゴール・ハード

※1:対象の【攻】と【耐】を+1する。
※2:自分を含む味方キャラクター一体の【攻】と【耐】を+3する。
※3:リメインスペル。対象の【耐】を-D3する。
※4:円形テンプレート(小)が重なった兵は【敏】テストを強いられ、失敗すると死亡する(いかなるセーヴィングも不可)。テンプレートはスキャッターダイスの方向にD6インチずれる。
※5:『獣人の待ちぶせ』ルールにより、『待ちぶせ部隊』として用意したユニットを自軍移動フェイズに出現させる事ができる。出現位置はD6の結果により(1)対戦相手の指定した戦場の端(2-3)出現せず(4)左の戦場の端(5)右の戦場の端(6)ビーストマンプレイヤーが選ぶ戦場の端 となる。

ドワーフは、12月限定の紅白サンタドワーフが入るが、普段との全体的な編制の違いは、あまり無い。基本的な能力の高さと『老兵の繰言(Old Grumblers)(※1)(※2)』のルールが強力なロングベアードは、数が少ないのが難点。
ビーストマンは、インファントリーのみの編制。特別なユニットは居ないが、その分、単純に頭数が多く、単純にきつい。

※1:ドワーフは日本語版のアーミーブックが無いので、用語については前の版までに該当(類似)する単語がある場合はそれを当てはめて、無い場合は筆者が適当に訳を付けている。
※2:このユニットの6インチ以内にいる味方のドワーフユニットは、失敗した『パニックテスト』を振り直せる。

シナリオ:2.暁の進軍
ユニット毎に配置位置を中央と左右からランダムに決定する。6ターン終了後、互いの『勝利ポイント(彼我の損害等から求められる)』によって勝敗を決める。

作戦:
ロングベアードが端に行ってしまって『老兵の繰言』のルールが使えないのが残念だが、まあ、とにかく進んで殴るしかない。待って射撃で何とかなる数ではない。ゴール・ハードの一つぐらいはオルガン・ガンで減らせると有難い。敵にはウォーマシンが無いので、折角のサンタ・マイナーの活躍の場が無いのも残念。

展開:
●開始前
ドワーフの『先祖代々の恨み(Ancestral Grudge)(※1)』の判定結果は『深い怨恨による強固な意志(Rancorous Resolve.)』で、全ての自軍キャラクターが全ての敵軍キャラクターに対する『憎悪』を得る。
軍旗に刻んだ『シュトロラズ(Strollaz')のルーン(※2)』の効果により『前衛部隊』のルールをもつスレイヤーが前進。

※1:ドワーフは、アーミーブック『オーク&ゴブリン』と『スケイブン』から選ばれたユニットに対して『憎悪』のルールをもつ。他のアーミーについては、『前衛部隊』の移動前にD6を振り、恨みの程度を決定する。
※2:ドワーフは通常のマジックアイテムの代わりに、プレイヤーが選択したルーンを刻むことでオリジナルのマジックアイテムを作成できる(一応、選択できるマジックアイテムもある)。

●1ターン表
フォト

ビュレイシャーマン(1)が『黒き雨の杯(※)』を使用。
キャノンがゴール・ハード(2)に放った砲弾が、『閣下、危ない!』の判定に失敗したビュレイシャーマン(2)に1ダメージを与え(残り【傷】1)、その後ろの4体を倒す。
オルガン・ガンがゴール・ハード(2)に追い撃ちをして2体を倒す。

※:射撃フェイズ終了時まで、ヒットロールの出目を-1する。【射】を使用しない射撃は、D6を振って4以上を出さないと射撃できない。

●1ターン裏
『獣人の待ちぶせ』判定の出目は6。『待ちぶせ部隊』のゴール・ハード(3)がドワーフ側陣地の右手から出現。

『魔力の風判定』によるパワーダイスは3個、ディスペルダイスは2個。各々チャネリングに成功して4個と3個に。
ウォリアーとサンダラーの辺りを狙って放った『陰の淵』は、ルーンスミスの『解呪のルーン(※)』によりディスペルされる。

※:1回のみ使用可。敵のスペルを自動的にディスペルする。『抗えぬ大魔力』で発動したスペルと、既に発動している『リメインスペル』に対しては使えない。


●2ターン表
フォト

『奇襲部隊』のマイナーは出現判定に失敗。

スレイヤーがベスティゴールに『突撃』。

サンダラーとオルガン・ガンがゴール・ハード(2)に射撃、それぞれ2体と10体を倒す。
キャノンがゴール・ハード(3)を砲撃して3体を倒す。

ウォーゴールに1体、ビーストロードに4体、ベスティゴールに6体を倒されたスレイヤーが『最期の一撃(Deathblow)(※1)』で4体、通常攻撃で3体のベスティゴールを倒す。(※2)(※3)

※1:接近戦の攻撃や『踏みつけ攻撃』で【傷】を全て失った時点で、ベースが接している相手を攻撃する。これは通常の接近戦攻撃と同様に処理される。
※2:ビーストマンのユニットは『野性の憤怒』のルールにより、各接近戦ラウンドの開始時に【士気】テストを行い、成功すると敵への『憎悪』を得るというルールがあるが、基本成功しているので、失敗したか、1ゾロで成功した場合(追加で『狂乱』を得る)のみ記述する(ただし漏れあり)。
※3:ここに限らず、攻撃はルールで定められた順番で解決しているが、記述が煩雑になる個所についてはユニット毎にまとめて書いてある。

●2ターン裏
ゴール・ハード(1)がウォリアーに『突撃』。
ゴール・ハード(3)がロングベアードに『突撃』。
アンゴール・ハードが建物を『占領』。

魔力の風判定は記録漏れ。
ビュレイシャーマン(1)がゴール・ハード(1)に使用した『ウィッサンの獣化術』はディスペルされる。
ビュレイシャーマン(2)がウォリアーに『体力そぎおとし』を使用して【耐】を-1する。
ビュレイシャーマン(1)がビーストロードに使用した『ホロスの野蛮なる獣』は失敗。

アンゴール・レイダーが射撃で1体のサンダラーを倒す。

ビーストロードに最後の4体を倒されたスレイヤーは全滅。『最期の一撃』で1体のベスティゴールを倒す。
ゴール・ハード(3)の攻撃はロングベアードに徹らず、反撃で2体が倒れる。『戦意喪失テスト』に失敗したゴール・ハード(3)は『逃走』。
『野性の憤怒テスト』に1ゾロで成功したゴール・ハード(1)が8体のウォリアーを倒し、反撃で4体が倒れる。『戦意喪失テスト』に失敗して『逃走』するウォリアーを『追撃』するも届かず、後ろに居たサンダラーに接触して『突撃』。

●3ターン表
フォト

『奇襲部隊』のマイナーは出現判定に失敗。

アイアンブレイカーがベスティゴール・ハードに『突撃』。
ロングベアードがアンゴール・ハードの立て篭もる建物を『強襲』。
ウォリアーが『再集結テスト』に成功。

キャノンがゴール・ハード(3)を砲撃するも届かず。
オルガン・ガンがゴール・ハード(2)を砲撃して4体を倒す。

サンダラーはゴール・ハード(1)に3体を倒され、反撃は徹らず。『戦意喪失テスト』に失敗して『逃走』したサンダラーは追い着かれて全滅。
ドワーフ・ロードが『一騎討ち』を挑み、受けたビーストロードから1ダメージを受ける(残り【傷】4)。ロードとシールドベアラーによる反撃は徹らず。
ウォーゴールにアイアンベアード(アイアンブレイカー・チャンピオン)が倒され、アイアンブレイカーは5体のベスティゴールを倒し、反撃で5体が倒される。
ロングベアードは『野性の憤怒テスト』に1ゾロで成功したアンゴール・ハードに2体を倒され、反撃で5体を倒す。アンゴールが踏み止まり、ロングベアードは撤退。

●3ターン裏
アンゴール・レイダーがキャノンに『突撃』。
ゴール・ハード(3)が『再集結テスト』に成功。
アンゴール・ハードが建物を出る。

魔力の風判定は記録漏れ。
ビュレイシャーマン(2)がアイアンブレイカーに『体力そぎおとし』を使い、【耐】を-2する。
ビュレイシャーマン(1)がベスティゴール・ハードに使った『ウィッサンの獣化術』はディスペルされる。

アンゴール・レイダーは『野性の憤怒テスト』に1ゾロで成功。キャノン・クルーを攻撃するも徹らず、反撃で1体が倒れる。
一騎討ち継続中のビーストロードはドワーフ・ロードに2ダメージを与えるも(残り【傷】2)、『必殺の一撃』込みで4ダメージを受けて倒れる(うち『惨殺ボーナス』1点)(※)。
ウォーゴールが1体のアイアンブレイカーを倒し、ベスティゴールは2体を倒され、反撃で1体を倒す。

※:このロードの斧には『切断(Cleaving)のルーン』が三つ刻んである事で、『鎧を貫通』『【攻】+1』『必殺の一撃』のルールをもつ。名付けて『泣き別れの斧(Axe of Decapitation)』。

●4ターン表
フォト

『奇襲部隊』のマイナーは出現判定に失敗。

オルガン・ガンが砲撃でゴール・ハード(2)の残り3体と、ビュレイシャーマン(2)を倒す。

ウォーゴールの攻撃はアイアンブレイカーに徹らず。ドワーフ・ロードが1体、シールドベアラーが1体、アイアンブレイカーが3体のベスティゴールを倒し、反撃でドワーフ・ロードに1ダメージ(残り【傷】1)。
アンゴール・レイダーに1体を倒されたキャノン・クルー(残り2体)の反撃は徹らず。『戦意喪失テスト』に失敗したキャノンは全滅。

●4ターン裏
アンゴール・レイダーがオルガン・ガンに『突撃』。
ゴール・ハード(1)がウォリアーに『突撃』。
アンゴール・ハードがアイアンブレイカーの側面に『突撃』。
ゴール・ハード(3)がロングベアードに『突撃』

魔力の風判定は記録漏れ。
ビュレイシャーマン(1)がゴール・ハード(1)に『ウィッサンの獣化術』を使用、【攻】と【耐】を+1する。

アンゴール・レイダーがオルガン・ガン・クルーを2体倒し(残り1体)、反撃によるダメージは無し。
ゴール・ハード(1)が3体のウォリアーを倒し、反撃で2体が倒れる。ルーンスミスによるダメージは無し。『戦意喪失テスト』に失敗したウォリアーは『逃走』。
ドワーフ・ロードに挑まれた『一騎討ち』を受けたハーフホーン(アンゴール・チャンピオン)は2ダメージを受けて倒れる(うち『惨殺ボーナス』1点)。
ウォーゴールが1体のアイアンブレイカーを倒し、『野性の憤怒テスト』に1ゾロで成功したアンゴールの攻撃は徹らず。反撃で残り3体のベスティゴールが倒れて全滅。
『野性の憤怒テスト』に1ゾロで成功したゴール・ハード(3)がロングベアードの1体を倒し、反撃で4体が倒れる。『戦意喪失テスト』に失敗したゴール・ハード(3)は『逃走』。

●5ターン表
フォト

『奇襲部隊』のマイナーが出現判定に成功。

マイナーがゴール・ハード(3)に『突撃』し、『逃走』したゴール・ハードは盤外に消える。
マスター・エンジニアとロングベアードがアンゴール・レイダーに『突撃』。
ウォリアーが『再集結テスト』に成功。

『野性の憤怒テスト』に失敗したアンゴール・レイダーからマスター・エンジニアとオルガン・ガン・クルーへの攻撃は徹らず、反撃も同様。ロングベアードが4体のアンゴールを倒す。『戦意喪失テスト』に失敗したアンゴールは『逃走』し、追撃したロングベアードが追い着いて全滅させる。
ウォーゴールは『野性の憤怒テスト』に失敗。ドワーフ・ロードが『一騎討ち』を挑み、ウォーゴールが受けるも、お互いダメージ無し(※)。
アンゴールに2体を倒されたアイアンブレイカーは、反撃で2体を倒す。

※:シールドベアラーの攻撃を忘れていた。

●5ターン裏
ゴール・ハード(1)がウォリアーに『突撃』。

魔力の風判定は記録漏れ。
ビュレイシャーマン(1)がウォーゴールに『ホロスの野蛮なる獣』を使うも発動失敗。

ゴール・ハード(1)が3体のウォリアーを倒し、ルーンスミスに1体を倒される。『戦意喪失テスト』に失敗して『逃走』したウォリアーに追い着いて全滅させる。
ウォーゴールがドワーフ・ロードに1ダメージを与えて倒す。アンゴール・ハードの攻撃はアイアンブレイカーを倒せず、反撃で2体が倒れる。

●6ターン表
フォト

オルガン・ガンの砲撃がゴール・ハード(1)の1体を倒す。

アイアンブレイカーはウォーゴールとアンゴール・ハードの攻撃を無傷で凌ぎ、反撃で2体のアンゴールを倒すも『戦意喪失テスト』に失敗。『逃走』して追い着かれ全滅。

6ターン裏でできることは無いので、ここでゲーム終了。
フォト

結果:引き分け
ルール上は引き分けだが、失ったポイントはドワーフの方がかなり多かった。

雑感:
終始かませやぎさんの運用の後を追う展開だった。互いのアーミーの特性を考えれば妥当な流れではあろうが、もう少し先を読んだ運用をしたかった。例えば、3ターン表にロングベアードが戦場の中央の方を向いていれば、アンゴール・ハードは側面を突かれるのを覚悟で中央に出るか、それが嫌なら自軍側か、戦場の端の方に出るか、そもそも建物を出ないかを選ぶ事になったはず。

今回は、ゲーム全体で見れば出目は結構良かった、と思う。特に前半でオルガン・ガンが好調だったのは大きく、必然的にインファントリーの数で劣るドワーフにとっての理想の展開になった。と言うか、こういう展開にならないと圧殺されるか、ガン待ちで寒い試合をする未来しか見えない。

当初の予想を裏切って活躍の場を与えられたマイナーは、あれでも十分役に立ったと言えるが、もう少し早く出てゴール・ハードの背後を突いてくれれば、と思ってしまう。

『体力そぎ落とし』はリメインスペルだが、今回のゲームでは次のビーストマン側マジックフェイズで自動的に解除されている。この辺は混同しやすいルールなので要注意。

ゲーム後にかませやぎさんと話していて、ドワーフにはフレイムキャノンが必須なのかな、と思った。以前から何度も思った事ではあるが、ドワーフは全てのポイントをインファントリーに費やしても、物量アーミーに数では対抗できないし、個人的に、ドワーフの2,000ポイント編制でウォーマシンが無いというのは考えられない。
となると、殴り合いになる前に敵を追い返す手段が必要になる。オルガン砲で今回ぐらい調子が良ければパニックテストを誘発できるが、ダメージそのものよりパニックテストをさせることの方が目的であれば、フレイムキャノンの方が確実である。テンプレート兵器のため当てること自体が確実ではないのが難点だが、8版でルーンを刻めるようになったのでマシ。
確か、メタルのフレイムキャノンは持っているはずだが…何処に行ったかな…。年末の掃除ついでに発掘してみよう。
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