中道が汚職と議会混乱で国民の支持を失い、保守のフジモリ(娘)が復権するかと思ったら、かつて大暴れした過激派組織センデロ・ルミノソとの関係が疑われる急進左派カスティージョが登場。
センデロ・ルミノソの凶悪な所業を考えれば、カスティージョの大統領就任はあり得ないだろうと思っていたら、貧富の差に苦しむ庶民が変化を求めてカスティージョを支持。フジモリを僅差で破る。
統治不能な状態のペルー:1年で60人以上の閣僚が交代
https://agora-web.jp/archives/220823004517.html
ろくな身体検査をしないまま大臣人事を行って、すぐにボロが出て更迭。たまに問題のない大臣がいても、ろくに調整もしないままでの起用なせいで、すぐにカスティージョやその側近と対立して辞任。一週間に一人以上のペースで大臣が変わるという謎の事態に陥る。
議会の1/4程度の勢力を保っていた出身政党は、内輪もめを起こして4分裂。当然のごとく議会は野党優勢のいわゆる「ねじれ」なので、政治は停滞。
挙げ句に庶民派で売っていたのに、カスティージョ本人・妻・側近の汚職疑惑が浮上。変化を求めた庶民も「また汚職と議会混乱か」と幻滅し、支持率低下。
カスティジョ大統領罷免 「国会解散宣言」で身柄拘束 ペルー
https://news.yahoo.co.jp/articles/31eb4cebe1056bf0f12cd5cbe7f221b2491dec97
議会が弾劾決議の動きを見せたので、一方的に議会の解散と臨時政府の発足を宣言してみたものの、議会はガン無視して弾劾決議を可決。罷免を回避できなかったばかりか、「臨時政府発足宣言がクーデター行為に当たる」として逮捕。
副大統領だったボルアルテが大統領に昇格し、「ブラジル史上初の女性大統領」を狙っていたフジモリ(娘)の夢は砕け散ったという話。
まぁひどい有様ではあったのだけれども、発足以前から「100日持たない」「1年持たない」と言われていたことを思えば、それでも頑張った方ではないのかなと。
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