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2022年08月27日23:56

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夏の北海道遠征 留萌本線途中下車と新得の旅

5時にスマホが鳴り響き、起床。
目覚ましをセットしていなかったら、間違いなく寝坊していた。
慌ただしく準備をして、ホテルをチェックアウト。
駅までの道に、未来少年コナンに出て来たギガントの様な蛾が散らばっている。
なかなか不気味な光景である。
深川駅に着いたら、既に何人かの鉄が待機していた。
私も18きっぷに印を押して貰い、乗場へ急ぐ。
5時44分発の留萌行きは、昨日と同じ501だった。
ほぼ鉄で、満席になる。
朝食にホクレンショップで買って置いた鯖寿司を頂く。
スーパーの鯖寿司の割には脂の乗りが良く、美味だった。
始発列車は石狩沼田まで停まらない。
今にも雨が降りそうな空の下、沼田へ向けて走って行く。
心配した通り真布を通過したら雨が落ちて来た。
恵比島を過ぎ山へと入って行く。
6時10分、峠下に到着。
この時間は深川行きと留萌行きが交換する。
そして、留萌本線に列車交換の設備があるのは峠下だけ。
この次に列車交換するのは16時42分だから、留萌本線が如何に閑散としたダイヤなのか解るだろう。
このまま留萌に行くだけなのもどうかと思い、峠下で下車。
降りたのは私一人だけ。
上下の列車を撮り鉄する。
留萌からの深川行きは2輛編成
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留萌本線では貴重な列車だ。
降りたは良いが、次の列車は7時12分。
一時間以上も時間がある。
取り敢えず構内の写真や駅舎の写真を撮影する。
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駅前は舗装もされてなく砂利道のまま。
駅舎の窓には、ギガントの様な蛾が大量に着いている。
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駅舎自体は、典型的な国鉄北海道ローカル線の建物。
昔、初めて北海道へ遠征した折に、名寄本線や天北線などで見掛けた駅舎と似たような造りだ。
駅前の道道613号は、ダンプカーが何台も通過している。
静かな山あいの駅だから、遠くから走って来るダンプカーのエンジン音が山に響いて流れて来る。
折角なので、駅の佇まいを、空気感を、雰囲気を楽しむ。
駅舎の中には、旅のノートが置いてあった。
暇なので、中を見てみる。
昔はそう云う事は無かったのだが、最近は萌え系なイラストも多い。
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味のあるイラストもある。
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退屈もせずに、峠下発7時12分の深川行きに乗車した。
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車内はほぼ鉄で満席。
山を下り一駅、7時20分に恵比島に到着。

恵比島駅は、NHKの連続テレビ小説「すずらん」のロケ地。
劇中に出て来た「明日萌」の駅舎になっている。
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恵比島で下車したのは私の他に、私より少し若い兄さんの二人だけ。
東京から出張で此方に来たついでに、留萌本線に来た時云う。
方々の駅を途中下車して回るのがお好きだそうだ。
恵比島の駅舎にも、大量の蛾が着いていた。
兄さん曰く、8月頭に来た時にははいなかったとの事で、恐らくここ一週間程で発生したのでは?との事。
駅舎を出で右側には明日萌駅駅長官舎、常盤次郎宅のセットが。
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そして駅前には松吉と幸子が営む中村旅館のセットがある。
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駅周辺を彷徨きながら、退屈はしなかった。
しかし、何気に駅舎内が目に入った時に、少し驚いた。
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夜なら声を上げていた事だろう。
8時21分発の留萌行きを撮り鉄して乗車。
この列車で次は藤山で下車しようと思っていたが、留萌からの折り返し列車が藤山を通過するので泣く泣く諦めた。
峠下を過ぎ幌糠に到着したら、晴れて来た。
昨日もそうだが山を越えると天気が良くなる。
藤山を過ぎたらエゾシカの群れがいた。
そして8時55分、終着の留萌に到着。
折り返しは9時4分の旭川行き。
18きっぷ等で折り返す人も全て一度改札を出る様に案内される。
しかし、ホームに居座ったり荷物を座席に置いたまま場所取りしている輩もいたが、全て撤去されていた。
撮りだろうが乗りだろうが、鉄はマナーが悪い。
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9時4分の旭川行きは地元民2割、鉄8割で発車した。
座席は勿論、満席。
幌糠を過ぎて峠下を過ぎると山に差し掛かると雲が増えて来た。
恵比島からは曇りで、峠下の向こうとこっちとで、かなり天気に差がある。
深川10時着。
家族連れなどごく一部のまともな乗客は、深川で下車するか乗り換えをする。
11分停車し、10時6分発の旭川行き特急「カムイ」に先を譲る。
更に10時7分発の札幌行き特急「オホーツク」もやって来る。
そのどちらかに乗り換える様だ。
そして、私らの様な鉄の字を背負うまともでない客は、駅待合室で待機し、次の留萌行きを待つのだろう。
深川駅の構内で待機している次の留萌行きはキハ54の2輛編成。
峠下の向こうは晴れているから、藤山辺りで待機していれば良い写真が撮れたに違いない。
しかし、私はこの先も乗り鉄の予定があるので、泣く泣く旭川行きに乗車する。
「オホーツク」も、今日は定刻に来たから撮り鉄出来た。
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深川は朝同様、曇り。
特急列車を見送った後、10時11分に旭川行きが発車した。

深川を出て、深名線の跡らしき道床が見えた。
深名線は1995年、もう30年も近く昔に廃線になった路線。
しかし、別れて行った先は工事中をしていたから、深名線の面影はもう無くなってしまうのだろう。
トンネルだらけの新線を突き抜けて、
10時41分に旭川到着。
ここでも1時間弱の待ち時間があるから駅前を彷徨いてみる。
駅前の広場で、音楽イベントらしき催しをやっていた。
その関連なのか屋台も多数出ている。
全て地場の店や企業で、的屋の屋台は見当たらない。
暫し、旭川駅前を回り11時33分発の富良野行きに乗車。
キハ150の単行で、さほど混んではいない。
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富良野線も2019年以来3年振りの乗車。
そして、旭川から乗車するのは1998年以来。
当時はまだ旭川駅は高架になっておらず、函館本線のホームから側線を何本も挟んだ先に、富良野線のホームがあった。
天候はますます悪くなって来ている。
2019年に乗車した時も雨だった。
1998年は雪だった。
富良野線とは相性が悪い。

11時33分、発車する。
富良野線の旭川側は余り良い風景では無い。
旭川の郊外と、よくある田園風景。
千代ヶ岡で交換。
そして美瑛に。
遂に、本格的に雨が降って来た。
美瑛を過ぎると、如何にも美瑛・富良野と云う様な丘陵地帯を抜ける。
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美馬牛で旭川行きと交換。
そして、雨の中を淡々と進む。
上富良野で「富良野・美瑛ノロッコ号」と交換。
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2019年に富良野線に乗車した時は、旭川行きの「富良野・美瑛ノロッコ号」に乗車した。
上富良野を出ると、スーパーチェーンふじ上富良野店があった。
12時42分、富良野着。
富良野にはキハ261系5000番台「ラベンダー編成」が停車していた。
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出来たら、「はまなす編成」の方が良かった。
次の列車は14時19分。
一時間半程あるから駅前を散策する。
富良野駅の駅舎の真ん前に、ゆたぼん号が停まっていた。
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特に行く所も無いから、ラルズマート富良野あさひ店と、駅前の土産物屋を廻った。
ラルズマートに売っていたスナック菓子だが、一昔前の2chを思い起こさせる様なキャラクターが印刷されていた。
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駅前の酒屋では、サントリーペンギンがまだ現役だった。
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14時19分発の東鹿越行きに乗車。
キハ40の単行で、座席はほぼ埋まっていた。
仕方がないのでロングシートに着席する。
富良野から先の室蘭本線は、正直余り北海道らしくない風景だ。
本州の田園風景に似ている。
山部を過ぎると人跡未踏の山の中へと入って行く。
金山ダムを見て、かなやま湖を渡ると終点の東鹿越。
15時4分着で、新得行き代行バスは15時13分。
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雨が降っている。
次の幾寅は、「鉄道員」に登場した幌舞駅のセットが展示されている。
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キハ22風のキハ40のカットモデルも展示されている。
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再び山道を走り落合。
一人、乗車して来た。
そして狩勝峠を越える。
峠は深い霧に包まれ、日本三大車窓と吟われた展望は、望むべくも無い。
真っ白い霧しか見えない。
峠を下り16時21分、新得に到着した。
早着したから、まだ16時21分の東鹿越行きのバスが停車していた。
乗ろうと思えば、十分に乗れただろう。
しかし、敢えて新得に残る。
駅前を歩き上田精肉店、フクハラ新得店などを回る。
そして、新得町営浴場 駅前温泉で疲れを取る。
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トムラウシ温泉を運んで来ている、立派な天然温泉。
実に気持ちが良い。
温泉の後、駅前にある「新得地鶏本家 壱杯家」へ。
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当初は、十勝地方のチェーン店「鳥せい」に行こうと思っていたのだが、新得店は廃業していた。
その時に、たまたまネットで見掛けた店だった。
店に入ったら「列車の待ち合わせ時間とかありますか?」と聞かれた。
なので、「18時37分の代行バスに乗る予定です」と答える。
メニューを見て、まずはビール。
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湯上がりに、キンキンに冷えた生は堪らない。
そして大根サラダ。
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新得地鶏むね身たたき+新得地鶏炭火焼。
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そして、今日のおすすめの、あじのなめろうをチョイス。
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酒は、何と滋賀は甲西の「北島」純米生酛があった。
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まさか北海道の新得で、「北島」を呑めるとは思わなかった。
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しかし、つくねが切れていたのが残念だ。
暫し呑んで、追加を。
ポンポチとおろしポン酢ささみを頂き、ついでに北島もおかわり。
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良い気分になる。
鳥料理屋通り一辺の料理だが、やはり旨い。
店には、何故かガンダムが酒を呑んでいた。
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シャアザクが呑んで無いのは伊達さんだからだろう。
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18時25分に、店を出る。
5000円ちょっとだから、まあ安い。
新得駅へと戻る。
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駅前だから徒歩1分も掛からない距離。
18時37分発東鹿越行き代行バスは既に客扱いをしていた。
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深夜の様な狩勝峠を越えて落合へ。
と云うより、爆睡していて、落合到着のアナウンスで目が醒めた。
時間調整で4分程停車したが、当然ながら誰一人として乗降しない。
そして山道を走り幾寅。
何人か乗車した。
行きと違い、何か駅間の時間が短く感じられる。
幾寅を出で何分も経たないうちに終点の東鹿越に到着。
19時46分の予定が幾分早く到着した様だ。
まだ、駅には滝川行きの列車が到着していなかった。
暫くホームで待つと、暗闇の中にヘッドライトが浮かび、キハ40の普通列車滝川行きが到着した。
慌ただしく折り返し、19時56分に発車。
車内は1ボックスに一組、と云う位の乗車率。
空いてるボックスもあるしロングシートには誰も座っていないから、閑散とした感じだろう。
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暗闇を引き裂いてキハ40は走る。
闇夜を引き裂くかの様に汽笛が鳴り響く。
こう云う、何とも物悲しげな夜に、闇夜の山中を走る列車は、国鉄形でなければならない。
それも、青いモケットのクロスシートの車輛でないと。
何か、随分と昔に乗った夜行列車、夜汽車を思い起こさせる。
富良野を過ぎて、島ノ下トンネルと連続する滝里トンネルを抜ける。
一気に山を越えて芦別、赤平など炭鉱で栄えた町を抜けて行く。
そして、函館本線と接続する滝川に到着。
ダイヤでは21時33分着の予定が、37分頃に到着した。
慌ただしく跨線橋を渡る。
次の列車は、721系の21時40分発岩見沢行き。
車内は空いており余裕で座れる。
岩見沢には22時18分の到着。
次の列車の間に、キハ183系「オホーツク」が。
更にキハ261系5000番台はまなす編成の特急「宗谷」が発車して行った。
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そして22時34分、手稲行きが発車。
車輛は721系6輛編成で車内はがらがら。
札幌には23時16分の到着。
キハ143の回送が停まっていた。
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今日の泊まりは札幌駅前の自遊空間札幌駅南口店の44室。
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