九州北部や関東甲信で大気不安定 猛烈な雨も 浸水など厳重警戒
2022年8月24日 23時12分 、NHK NEWS WEB 配信より
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220824/k10013786451000.html
湿った空気の影響で九州北部や関東甲信では大気の状態が非常に不安定になり、
福岡県や山梨県では1時間に100ミリから120ミリ以上の猛烈な雨が相次いで降ったとみられます。
25日の未明にかけて局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は低い土地の浸水や川の氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、九州北部や関東甲信などで大気の状態が非常に不安定になっています。
レーダーによる解析では福岡県八女市付近で午後10時までの1時間に120ミリ以上、久留米市付近で午後10時までの1時間におよそ120ミリ以上、午後9時40分までの1時間におよそ120ミリ、うきは市付近で午後9時50分までの1時間におよそ110ミリのいずれも猛烈な雨が降ったとみられます。
また山梨県北杜市中部付近ではレーダーによる解析で午後9時30分までの1時間におよそ100ミリ、午後7時20分までと午後7時50分までの1時間にも、およそ120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、
気象庁は福岡県と山梨県に「記録的短時間大雨情報」を相次いで発表し、安全を確保するよう呼びかけています。
また、八女市では午後10時までの1時間に福岡県が設置した雨量計で142ミリの猛烈な雨を実際に観測したほか、
熊本県山鹿市でも午後10時半までの1時間に86.5ミリの猛烈な雨が降りました。
これまでの雨で福岡県では氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えている川があるほか、
山梨県では土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
九州北部と山梨県ではこのあとも大気の不安定な状態が続く見込みで、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は低い土地の浸水や川の氾濫、それに土砂災害に厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
状況が急激に悪化するおそれがあり、自治体からの情報に注意して早めに安全を確保するよう心がけてください。
また、急に冷たい風が強く吹く、雷の音が聞こえるなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物などに移動するよう心がけてください。
山梨 北杜市で2世帯7人が避難(午後10時40分現在)
山梨県北杜市は▽大泉総合支所、▽高根総合支所、▽小淵沢総合支所、それに▽長坂総合支所を避難所として開設していて、午後10時40分現在、1世帯1人が避難しているということです。
国道141号線 一部区間で通行止め
山梨県によりますと、国道141号線は雨量が規制値に達した影響で北杜市高根町長沢と高根町念場原のおよそ2.7キロの区間で上下線とも通行止めになっています。
福岡 冠水などの情報寄せられる
記録的短時間大雨情報が発表された福岡県久留米市の警察署によりますと、道路が車のタイヤの高さまで冠水している、踏切の遮断機が開かないなどの情報が寄せられているということです。
また、うきは市の警察署によりますと市内で床下浸水の被害の情報が入っているということで、警察が確認を進めています。
福岡 八女 1時間に142ミリの猛烈な雨を観測
八女市では午後10時までの1時間に福岡県が設置した雨量計で142ミリの猛烈な雨を観測しました。
気象庁の観測点ではないため単純に比較はできませんが、
八女市の平年8月1か月分のおよそ6割に匹敵する雨量がわずか1時間で降ったことになります。
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