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2021年05月03日15:42

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羽田イノベーションシティ&天空橋〜穴守稲荷散策

昨日は所用で天空橋駅前に昨年オープンした羽田イノベーションシティに行ってきました。夕方からの予定だったのですが、急に集合が早まることがあるかもと言われていたのと散策も兼ねて早めに現地に向かいました。
都営浅草線→京急に乗ったら北総7300形が来ましたが、この車両はいつの間にか前照灯がLED化されていますね。
そして、羽田空港行きでしたが快特だと天空橋に停車しないので京急蒲田で乗り換えたところ、逗子・葉山方面からのエアポート急行だったにも関わらず都営5300形(しかも相互直通運転60周年記念ヘッドマーク掲出の編成)が充当されていました。京急線内完結の列車に都営車が充当されることも珍しいですが、この5300形は新型車両の登場で急速に数を減らしており今年度中には完全引退予定です。引退前に撮っておきたいけど、今回は時間がなかったりアングル的にどうも満足のいくものが撮れませんでした。
京急空港線に乗ったのは久々だし、天空橋駅で降りたのも京急が空港に乗り入れる前の旧・羽田駅時代以来な気がします。かつては京急がここ止まりで、羽田空港に向かうにはモノレールに乗り換える必要がありましたが、空港に直接乗り入れるようになってからはここで乗り換える必要もなくなったりで乗降客は当然激減しているようです。今後は羽田イノベーションシティができたことで乗降客数が増加する可能性もありそうですね。
そして、羽田イノベーションシティに直結する改札口「HICity口」が新設され、ここは京急とモノレールで改札が並んでいるため、誤乗防止のため派手に色分けされているのが面白いですね。
モノレールのほうも今は乗降客が少ないためか普通以外は通過し、ホームドア設置済みということもあって減速せずに通過していくのが印象的でした。
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そして地上に出ると、環八通りを挟んで目の前が整備場エリアになるため、駐機中の飛行機を割と近くで見ることができるというのも面白いです。
なお、羽田イノベーションシティの昨年開業した部分(D〜Lゾーン)は第一期事業エリアで、残り半分近くの第二期事業エリア(A〜Cゾーン)は来年度完成予定でまだ工事中です。
オフィス棟部分も今のところ大部分が空室だったり入居準備中になっていますね。また、ゴールデンウィーク期間中に当初は様々なイベントが予定されていたそうですが、こんな状況下なので開催する訳にいかず中止になっています。
そして、屋上に飛行機を眺めながら利用できるという無料の足湯があるのですが、今回現地に着いてから知ったのでタオルなどの用意がないし、雲行きが怪しく急に雨が激しく降ってきそうな天候だったので今回は利用しませんでした。次いつ来るかは分かりませんが、次はタオルの用意を忘れないようにしたいです。
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また、ここは敷地内で無人運転バス(無料)の実証実験が行われており、当初は乗ることを考えていなかったのですがちょうど間もなく来るというので乗ってみることにしました。
一応時刻表が貼ってあり、30〜60分間隔での運行ということになっていましたが、乗る人が多いためか時刻表に掲載されていない時間でも走っているようで乗ることができました。
定員は6人(実際にはもっと乗れますが)なのであっという間に満員になってしまい、子供連れの人が乗りに来るほか通りすがりの人が興味を示して乗っていくことも多いようです。
車両はフランス製の「NAVYA ARMA(ナヴィヤ・アルマ)」というもので、同型車は他でも無人運転バスの実証実験に使われていますね。
車内は運転席がなくて客席が向かい合わせで設置されているほか右側に補助席が3席あり、バスというよりはロープウェイような雰囲気の車内です。そして完全自動運転ですが、さすがに係員なしで無人というのは時期尚早と思われ、係員も常時乗っています。
無人バスは敷地内の道路を時速8km/h程度のゆっくりとした速度で走り、時間にしては数分ですが自動運転で車が走るという未来の技術を体験できるのがいいですね。
ちなみに公道走行は現状だとこれに合わせた法律がないため、走行場所を限定したうえで個別に警察に走行許可を取る方式だそうですが、現在の基準では20km/h未満という制限があるそうです。今後の技術進歩による信頼性の確立や法の整備によって最高速度の基準は緩和されたりするのかもしれませんが、現状だとさすがに普通の車と同じように公道を走るのはまだまだ難しいようですね。
羽田イノベーションシティ内を見終えた後は、集合までまだまだ時間があるので周辺を散策することにしました。この周辺は再開発事業に伴い道路の付け替えが行われるようで、3月から閉鎖されている道路もありますね。今後の2期工事完成に伴いまた街並みが変わるのかもしれません。
また、敢えて残しているのか今後の予定が決まっていないのか、羽田空港と住宅街の境を流れる海老取川沿いにクローバーが生い茂る広大な空き地もあります。
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羽田イノベーションシティを出てまず最初に向かったのは、「平和の大鳥居」です。
これはかつて羽田空港の旧ターミナル時代の駐車場に長年にわたって残されていた鳥居を現在地に移築したもので、元々は穴守稲荷神社の鳥居です。
終戦後すぐに進駐軍が羽田空港を接収し、その後すぐに空港を拡張するためにこの地域に住んでいた住民が48時間以内の立ち退きを命じられ、穴守稲荷も同様に無理矢理立ち退かされて現在地に移ったのですが、鳥居だけはその後も今までの場所に残り続けました。これは解体工事に着手し鳥居にロープをかけて引き倒そうとしたら事故が起き、真偽の程は不明ですが死亡事故が起きたとか関係者が病死したなどの説もあり、そのために祟りだと恐れられ、稲荷信仰などないはずのアメリカもビビってしまったのか解体するのを諦めたために近年まで残されていたそうです。
近年の拡張事業でついに鳥居が移転となりましたが、その際にこの鳥居は土台からかなり頑丈に造られていたことが分かったそうで、そもそもロープで簡単に倒せるようなものではなかったそうです。そして、移転工事の際に天候が急変したとも言われていますが無事に完了し、現在の場所に移された後は平和の大鳥居として鎮座しています。
また鳥居の横には案内板があり、戦後に立ち退きになる前までの羽田鈴木町、穴守町、江戸見町の地図も貼られていて、色々と勉強にもなりました。そして、この周辺はサイクリングやジョギングをする人が多いようで、鳥居周辺はそういう人たちの休憩の場所にもなっているようですね。
その後は海老取川の弁天橋を渡りました。対岸は住宅街になっていて、古めの家が多かったり釣り船の店があったり、川に船が横付けされていたりで海沿いの漁師町の面影が残っています。
そして、海老取川と多摩川の分岐点に岬のように突き出た場所がありそこに小さな祠があって、見ると「五十間鼻無縁仏堂」と書かれていました。堤防の外側の石で盛り土した上に建っており、細い桟橋を伝って近づいてみると中に仏像が鎮座していました。
創建年代は不明だそうですが、関東大震災や東京大空襲での犠牲者、水難者などを祀っているそうです。
また、五十間鼻無縁仏堂の入口の所は、多摩川と海老取川の分岐点ということもあって道が大きくカーブしているのですが、入口の堤防の上に立って見るとジオラマか鉄道模型のレイアウトの端っこのように見えるのが印象的でした。
そして、この真下の地下は東海道貨物線が通っていて、大井の東京貨物ターミナルまで線路が続いています(その先の浜松町方面は現在休止中)。
その後は住宅街の中を歩いたところ、昔は商店だったと思われるかなり古い住宅があったり、昭和30年代以前のものと思われる共同玄関になっている昔のアパートが複数あり、昭和の中頃で時間が止まっているような雰囲気です。
そして住宅街から川沿いに戻ると、遊歩道沿いにて逃げられてしまったけど第一猫発見。この辺は寄って来る猫がなかなかいませんでしたが、猫の数は比較的多めでした。
また、ここに平成2年(1990年)9月に当時の小学生が描いた羽田空港沖合移転後の跡地にどんな街ができたらいいかというテーマの壁画がありました。子供らしく自由な発想で色々と描かれていますが、その跡地が実際に街らしい形になったのはそれから実に30年後のことで、時代の流れを感じさせますね。
また、この壁画の並びに「駅前地蔵尊」という4体のお地蔵さんがあり、今は明らかに駅前ではないので不思議に思う人も多いかと思いますが、実はここは京急の旧・羽田空港駅前です。京急空港線のかつての終着駅であった羽田空港駅はここにあり、それを廃止して現在の地下にある天空橋駅(旧・羽田駅)に移転し、後にターミナルまで直接乗り入れるようになったという経緯があります。
旧駅跡地は今は駐車場になっていますが、この真下の地下は線路になっています。
かつての羽田空港駅は、駅名に空港を冠しながらアクセスに難があってか空港利用客は少なかったそうです。小さな駅舎と単線のホームがあるだけのローカル線の終着駅のような駅だったそうで、空港ターミナルへはマイクロバスで連絡していましたが、当時の写真を見ると田舎の路線バスによく使われていた車種の同型車(いすゞ・ジャーニーQ)が写っているだけに余計にローカル駅っぽさが増しているように感じました。
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この後は旧線路沿いを歩いて穴守稲荷まで移動。途中フェンスで囲まれているだけで使われていない箇所もありますが、地上線路跡の大部分は京急グループで管理する駐車場として活用されています。
穴守稲荷神社へは南参道から入りました。参道は東西南の3ヶ所で、駅に近い西参道が表参道とも言われていますが、拝殿から見ると南参道が真正面になります。車で入る場合は東参道を使うそうです。
本来だったらこの時期は参拝客で賑わうと思われますが、やはり人の姿はまばらでした。また、鈴の緒がなくなっていて、「接触感染を防ぐためしばらく撤去させていただきます」との断り書きもありました。神頼みで何とかしてほしい気持ちも起きますが、こればかりは神社であってもどうにもできないのが悲しいけど現実なのですよね。ここは一日も早く世の中が落ち着くことを祈るばかりです。
また、水の滴る音が聞こえるので何だろうと思ったら真横に水琴窟がありました。
出る際は駅寄りの西参道から出ました。参道沿いにはかつて商店だったと思われる家があるも、今は営業していないようです。また、西参道の鳥居のそばには古めだけど大きいビジネスホテルもあり、場所柄飛行機の早朝便に乗る人なんかには重宝されているのではないかと思われます。
そして、この並びには調べるも詳細が分からなかったのですが、「無縁諸精霊」と彫られた石碑や地蔵堂の並んでいる場所がありました。
その後ももう少しこの辺を散策したかったのですが雨が降り始め、雨雲レーダーを調べると今後激しい雨雲の芯が近づいてくる予想になっているので、最後は穴守稲荷駅そばのトンネル出入口で電車を撮ってから早足で羽田イノベーションシティに戻りました。
羽田イノベーションシティに戻ってからは30分くらい時間が余ったのでタリーズコーヒーで小休止し、何にしようか迷った末に期間限定の「ごろっとマンゴーヨーグルトスワークル」を注文。
マンゴーとヨーグルトのフローズンにマンゴー果肉が乗っていて、値段は安くないけどなかなか美味しかったです。また、休憩中に気が付いたら隣のテーブルに仙台の怖いお姉さんもとい杏or芳根京子みたいな人が来るという緊急事態発生(汗)。
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その後は21時頃に解散となりましたが、この時間だと店も全部閉まっていたので、空港の夜景やイルミネーションだけを撮って真っ直ぐ帰りました。
また、京急では朝も人身事故による運転見合わせがあったようですが夕方にもまたあったようで遅延情報が出ているし、目の前で置いて行かれたりもしましたが、この後に来た電車が久々の車端クロスシート復活やコンセント設置で話題になった新1000形の新しめの車両が来て、しかもクロスシート部分が空いていたので座ってみることにしました。
この車両が登場する前のものは、他社にもありがちな銀色の無塗装車体だったり内装もあまり個性のないものになっていて評判が芳しくなかったようですが、これで京急の個性が復活したと言われていましたね。
また、向かいの席に来たのが怖いお姉さんと言いたい(中略)男の娘ユーチューバーのぎんしゃむみたいでした・・・。
おまけにクロスシートは座り心地がよかったけど、逗子・葉山行きのエアポート急行だったため結局は京急蒲田で降りなければいけなく、行きに続いて再び乗り換えを強いられてしまいました。何だか今のダイヤだと、都心方面からの電車はほとんどが快特ないしエアポート快特で空港線内の途中駅には停車しないものばかりになってしまったようです。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(1)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/8701397.html
(2)http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/8701496.html
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