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2021年01月03日22:38

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みちのく一人旅 常磐線の旅

4時半起床。
良くもまあ、こんな時間に起きれたと感心する。
支度をして、駅へと向かう。
常磐線の始発、仙台発5時30分の原ノ町行きに乗車。
701系の4輛編成で、今日もまた、ロングシート地獄が始まる。
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この常磐線、東日本大震災で壊滅的な打撃を受け一部区間が長らく不通になっていたのだが、昨年3月に漸く全線が復旧した。
実に9年もの長きに渡り不通区間が存在した。
常磐線に乗るのは2000年の夏コミ後の東北ツアーの際に乗車して以来、21年振りになる。
当時は仙台から415系のボックスシートに乗車したから、とんでもない長い時間が経って仕舞った。
5時30分、HOUND DOGの「ff」に送られて原ノ町行きが発車。
1995年に敬意を表して、1995年の名作であるMorrisseyのアルバム「Southpaw Grammar」を聴きながらの旅。
辺りは真っ暗、何も見えない。
名取で仙台空港アクセス線と分岐。
岩沼では阿武隈川に沿って東北本線が離れて行く。
次に出逢うのは、遠く東京の日暮里。
暗闇の常磐線を走り坂元を過ぎると宮城県から福島県に入る。
次もまた、1995年の名作であるBUCK-TICKの「Six/Nine」

福島県最初の駅である新地で、東の空がオレンジ色に輝いて来た。
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その、オレンジの輝きの影になった相馬の火力発電所の煙が見える。
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何とも、終末的な風景に見える。
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日立木で利府行きと交換する。
原ノ町には6時50分の到着。
駅の東側に操車場が広がっている。
次のいわき行きは6時53分。
車輛はE531系で、殆どロングシートなのだが、数少ないボックスシートに座れた。
朝日が上って来て、夜の気配が消え失せる。
浪江で原ノ町行きと交換。
浪江焼きそばを食べたくなる。
次が双葉、福島第一原発の最寄りである。
富岡を過ぎるとちらりと海が見える。
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此方は福島第二原発の最寄り。
Jヴィレッジから本格的に海が見えて来る。
次の広野は、駅前に新しい建物で、東日本大震災で流されて仕舞ったのだろう。
久ノ浜を過ぎて、四ツ倉が近付いて来ると海から離れて仕舞った。
その、四ツ倉で原ノ町行きと交換する。
いわきには8時12分の到着。

1995年夏の北海道遠征では常磐線経由で青森まで行った。
この当時はホームに立ち食いそばが営業しており、また、当時でも貴重だった自販機の天麩羅うどんまであった。
今は、跡形も無く消えさって仕舞った。
駅のホームの列車案内板に、正月のメッセージが流れていた。
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粋な計らいである。
次の水戸行きは8時42分。
時間があるから、駅弁を物色する
いわき駅の駅弁は、地元の小名浜美食ホテルが作っている。
https://www.bishokuhotel.com/ekiben
これだけの種類があると、目移りして仕方がない。
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結局、「小名浜名物 カジキ ソースカツ丼」と「令和2年常磐線全線開通の記念弁当・浜べん」の二つを購入。
次の水戸行きは、E501系の10輛編成。
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勿論、ロングシートだった。

勿来を出て福島県から茨城県へと入る。
長かった東北の旅も終わった。
茨城県に入って初めての駅が大津港。
そして、勝田で下車。
次の電車が勝田発なので、その方が具合が良い。
ホーム脇の側線に、E657系が留置されていた。
しかも国鉄特急色。
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上野行きはE531系、グリーン車を奮発する。
5号車11番A席に陣取る。
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他に乗客はいない。
ここ勝田から熱海まで乗り継いでもグリーン料金はたったの800円。
これはかなりお買い得で、逆に使わないと勿体ない。
8時42分、定刻に発車する。
次の水戸で17分程停車。
その間に特急「ひたち」に追い抜かれる。
水戸を出発して、朝食を兼ねて呑み鉄。
いわき駅で買った「浜べん」
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・鮭いくらご飯
・牛しぐれ煮ご飯 錦糸玉子
・ウニ貝焼き
・さんまみりん干し(北海道産)
・めひかりの唐揚げ(茨城県産)
・ほたてひもの唐揚げ
・わかめの唐揚げ(三陸産)
・かつおおろし煮
・さつま揚げ
・煮物(人参、椎茸)
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実に豪華な内容だ。
「ウニ貝焼き」とは、貝殻の上にウニを山盛りにして蒸し焼きにした、いわきの郷土料理。
これだけのボリュームで1480円だなんて、信じられない位に安い。
ウニ貝焼きだけで、これくらいする。
貸し切り状態のグリーン車で、優雅に酒を喰らう。
まだ午前中なのだ。
呑み鉄していたら、「岩間」と云う駅に着いた。
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「酒のほそ道」の主人公じゃないか。
土浦の手前で、霞ヶ浦がちらりと見えた。
残念ながら、水戸から先の常磐線は景色はそこまで良くは無い。
どちらかと云うと、東京への通勤路線だ。
しかし、グリーン車はすいており快適だ。
呑んでいようが周りの迷惑にもならない。
龍ケ崎市で、楽しい昼呑み鉄は終了。
肴と手持ちの酒が無くなっては、仕方がない。
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まだ午前中だと云うのに、よく呑んだものだ。

取手で、関東鉄道の気動車が停車していた。
萌えキャラのラッピングをしている。
特急の通過待ちで停車時間があったから、撮影する。
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ついでに、特急「ひたち」も撮影。
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都内に入ると、スカイツリーが見えてくる。
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グリーン車の2階席だと実によく見える。
亀有駅前もこの通り。
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やはり乗るなら2階席だ。
上野には定刻の到着。
次は12時30分の熱海行。
此方のグリーン車は割と混んでいるが、何とか海側の座席を取る事が出来た。
5号車3番A席に陣取る。
ここからは二次会。
日本でも最も古い部類になるハム・ソーセージの老舗「鎌倉ハム富岡商会」と銀座ライオンのビール。
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多摩川を渡る時に、何か萌えキャラが見えた。
調べてみると、「多摩川改修100年」イメージキャラクター百川多摩と云うそうだ。
https://www.ktr.mlit.go.jp/keihin/keihin00821.html
戸塚で平塚行きの湘南新宿ラインをやり過ごす。
亀有を通過して来た身からすると、実に気になる駅名だ。
しかし、この後、茅ヶ崎あたりまでは記憶があったのだが。
目が醒めたら熱海に到着する所だった。
一番景色のきれいな場所を、寝過ごしてしまった。
実に勿体ない。
熱海14時11分到着
次は14時13分の浜松行き。
211系6輛編成で、なんとトイレが無いと云う。
調べてみると、静岡で6分停車すると云う。
それまで我慢せねばならない。

丹那トンネルを抜けて、沼津を過ぎると富士山が見えてくる。
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しかし、雲に囲まれ、しかも雪もまばらで今一つ美しさに欠ける。
東北ではあれだけのドカ雪で、京都などでも結構な積雪だったと云うのに。
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吉原に岳南電車が停車している。
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その吉原を過ぎ、富士川あたりまで来ると漸く、雲が切れてきた。
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清水を過ぎて静岡が近付いて来る。
東静岡の操車場が広がる。
ここでガンダムを展示していたのも、もう10年も昔か。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1561970503&owner_id=5677348
時の流れるのは余りにも早い。

静岡で6分停車
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漸くのトイレ休憩して
静岡を出て、大井川を渡る。
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大井川鐵道との接続駅である金谷も、ひっそりとしている。
御前崎の根元を走るから、山の中である。
そうして、平地に降りると天竜川が流れる。
天竜川に夕陽が沈んで行く。
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浜松には16時54分到着。
次は17時1分発の新快速米原行き。
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豊橋でも大垣でも乗り換えせずに清むのは有難い。
ここまで来たら、流石に疲れも出る。
名古屋、岐阜、大垣と過ぎて関ヶ原に挑む。
樽井を過ぎたら雪が降っている。
関ヶ原から醒ヶ井に掛けて、結構な積雪があった。
米原には19時39分着。
次の新快速網干行きは19時54分。
ホームの向かいでは無く階段で移動しなければならない。
18きっぷシーズンの常。
新快速はかなり込み合っていた。
定刻に京都着。
駅前にて、正月の活け花を展示していた。
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そのままタクシーで汁パレスに帰宅。
晩は、いわき駅の駅弁「カジキソースカツ丼」
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これも甘めのソースが柔らかいなカジキのカツに絡み、実に美味。
旅の締めくくりに、最高の晩餐であった。
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