山梨県・静岡県・長野県の3つの県をまたいで、トンネル工事を行おうとするJR東海
ですが、国立公園の下をぶち抜いて、トンネルを貫通させる予定です。工事に寄って、
地下水位は現在よりも100m〜300mも現在よりも低下すると予想されています。
関連する法律も多数あり、着工に向けて関係省庁に申請が必要です。
南アルプス一帯は国立公園に指定されており、大井川の水量にかかる問題も有る為
生態系などへの影響が懸念され、工事着工への課題はさらに高まると予想される。
環境省の担当者は、JR東海からの申請はまだ来ていない。申請内容を見て、現地に
も赴き確認したい。と話す。JR東海が7月の有識者会議ので公表した地下水位が、
大幅に下がるエリアは、特に優れた景観や原始状態を保持しているとして、特別地域
より規制が厳しく、落ち葉の採取にも許可が必要な「特別保護地区」と重なることが
判明した。
環境省は2010年に名古屋市で開催されたCOP10(生物多様性条約第十回締約
会議)や自然公園法改正で生物多様性保全意識が高まったことを受け、南アは「多
くの固有種・遺伝腫がみられ、植物相が多様。樹林帯が垂直分布し、一体性のある
地域」と評価し、対象範囲の拡張を検討。本年度から2年間の調査を進める。
拡張されるとなれば、規制が更に強まるのは必至。県はリニア工事をめぐり、生物
多様性の専門家による会議も重ねており、国交省、有識者会議にオブザーバー参加
している環境省との情報共有を今後,強化する。着工に向けては、県条例や森林法
、河川法も待ち構える。南アトンネルは支流も含めて六ケ所で大井川と交差する。
トンネル工事には県知事の許可が必要。県は昨年、作業員宿舎の建設などに必要な
電線や水道、光ケーブルなどの設備・護岸整備に許可を出したが、本体工事の申請は
これからだ工事の許可には「治水上または利水上の支障をっ生じない」(国交省)
との条件があり、県の担当者は、「これほど規模が大きくて、特殊な審査は現行の
河川法下では、これまでにやったことがない」と長期化を示唆する。
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