宇都宮から上野の短距離だけ乗車した寝台特急「はくつる」を別にしたら、初めて乗車した夜行列車が「大垣夜行」だった。
1988年3月、中学3年から高校1年に掛けての春休みだった。
こんな時分から、既に乗り鉄撮り鉄だったから、千葉県の木原線や栃木県の真岡線、石川県の能登線へ乗り鉄しに行くのに、乗車した。
大垣駅では、東京行きの他、名古屋行きの165系の普通列車が停車しており、東海道急行列車全盛期を思い出させた。
東京に着いて、木原線や真岡線を周り、両毛線で高崎へ。
信越本線で直江津へと抜けた。
勿論、横軽の碓氷峠も初めて。
噂に聞くEF63形電気機関車と電車との協調運転に興奮した。
それから、「青春18きっぷ」で東に向かう際には、何度となく乗車した。
勿論、コミケに行く際にも乗車し、有楽町から徒歩で晴海の国際展示場へと向かった。
夏休み等の多客期には、臨時の大垣夜行も出ていた。
グリーン車の無い、11輛編成の165系で、此方にもよく乗車した。
コミケの様な超多客期には更にもう一本、臨時便が出る事もあった。
その時には113系が使われていたが、幸い、私が乗車する事は無かった。
大垣夜行の定期便は急行「東海」と共通運用をしていた。
なので、グリーン車を2輛連結した11輛編成だった。
当時、18きっぷではグリーン車には乗れなかった。
なので、大垣夜行でグリーン車に乗車したのは3回しか無い。
初めて乗車したのは1992年の2月。
所用で宇都宮へ向かうのに、大垣夜行のグリーン車に乗車した。
帰りは予算の都合で自由席であったが。
閑散期なので、貸切状態だったのを覚えている。
その次が1995年の8月。
北海道ワイド周遊券で行く北海道乗り鉄の旅で大垣夜行のグリーン車に乗車した。
最後は、1996年の3月13日。
3月16日のダイヤ改正の直前。
帝都に向かう為に乗車した。
このダイヤ改正で急行「東海」が特急に格上げ。
最後の165系急行列車で共通運用を組んでいた大垣夜行廃止。
快速「ムーンライトながら」となってしまう為に、もの凄い人であった。
東京に到着してから、鶴見線大川支線に残る昭和一桁生まれのクモハ12に乗りに行った。
この電車もこのダイヤ改正で引退が決定していたから、矢張り物凄い人であった。
そして、初めて戦前の旧形国電に乗車した。
夜も下り大垣行きの大垣夜行に乗り、富士だったか、駅名は定かでは無いが途中下車して、上り東京行きの大垣夜行を待った。
東京行きの車内は超満員。
大垣夜行で座れなかったのは、後にも先にもこの時だけだった。
そして、これが最初で最後の「大垣夜行返し」だった。
東京に到着して、折り返し静岡行きとなる165系で静岡まで出た。
ここで、急行「東海」の撮り鉄を行った。
流石に最後の東海道急行、最後の165系、いや、電車を使用した急行列車とあり、駅の警備も厳戒体制。
彼方此方にロープが張られていた。
そんな中、東京からやって来る「東海」、静岡を東京に向かう「東海」の撮り鉄をしていた。
そして、最後の東京行き急行「東海4号」に乗車。
それもグリーン車サロ165に。
急行「東海」のグリーン車は、大垣夜行同様、自由席。
最終日の最終列車を、撮り鉄しながらよく座席まで取る事が出来たと今でも思う。
それも、海側の座席を。
しかし、夕方に掛けて天気が崩れて来た。
東京に到着してから、品川へ移動。
既に大雨になっていたが、最終日の、大垣夜行の乗車列に並ぶ。
無事に座席も取れ、大垣へと向かった。
途中、川崎か何処かで、急制動が掛かった他は、特にトラブルも無く大垣に到着した。
大垣夜行が無くなった、初めてのコミケは8月の夏コミ。
会場は新たに誕生した、有明の東京ビッグサイト。
晴海のコミケは、大垣夜行と共に消え去ったのである。
その8月、新設の快速「ムーンライトながら」に乗車したが、指定席の二重売りに巻き込まれた。
指定席はコミケのシーズンは瞬殺されて仕舞う。
臨時の「ムーンライトながら」は165系、167系を使用していたから、グリーン車が無い事を除けば大垣夜行と変わらない。
しかも、コミケの時期で無ければ臨時の「ムーンライトながら」は空いている事が多かった。
なので、敢えて指定席を取らずに臨時の「ムーンライトながら」に乗る事も多々あった。
空いていれば1ボックス一人で占領出来る事が出来たのも、魅力であった。
何よりも、大垣夜行時代の雰囲気を、古き良き、夜行列車の雰囲気を味わいたかったのかも知れない。
2015年春、七尾線を走る最後の475系が引退し、国鉄急行形電車が全て引退して仕舞った今となっては、非常に贅沢な思い出なのかも知れない。
「大垣夜行」を知っているか?「ムーンライトながら」前身 直角シート 駅で長時間待ち | 乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/92111
今日は、高麗橋の派遣スタッフの管理面談。
夜は、無茶苦茶寒くなったから、白子と湯葉の蒸し餡掛けで一盞。
更に、味噌煮込みうどん。
寒さ対策は、完璧である。
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