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2019年06月01日21:13

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土曜ギリギリ日記356:パラレルワールド・ラブストーリー

超イケメンで頭脳明晰な崇史くんは、最先端の科学技術研究を行う外資企業「バイテック」に入社し、脳生理学実験で忙しい日々を送っている。親友にしてライバルである智彦くんもバイテックの研究室で極秘の研究を進めている様子だ。あるとき崇史は、智彦から大学院の後輩・麻由子を紹介された。実は以前、崇史は通学電車内で彼女を見かけ片思いをしていたことがある。だから2人はスムーズに交際へと発展、すぐに同棲する仲となっていく。しかし最近、崇史は不思議な記憶がフラッシュバックすることに苦しんでいる。…バイテック入社当初、智彦に麻由子を紹介されたのは「智彦の恋人」としてだった。俺は麻由子に恋心を抱きながらも、智彦を愛する麻由子に手が出せず悶々としていたはずだ。なのに、なぜ彼女は俺と一緒に住んでいる?2人でラブラブな時間を過ごした記憶と、智彦と麻由子がイチャイチャしているのを嫉妬していた記憶が混在し、頭がごちゃごちゃになっていく崇史だったが…


「パラレルワールド・ラブストーリー」。

以下、ネタバレワールド・ラブストーリー。

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キスマイ何たらいうアイドルグループの玉森裕太が主演。共演は染谷将太で、ヒロインは吉岡里帆。若者向けテレビ番組をほとんど見ない俺は、玉森くんも里帆ちゃんも初めて見た印象。しかしまぁ、記憶に残らない美男美女だなぁと。

小難しい専門用語と科学考証でケムに巻きつつ、最後は情に訴えて泣かせにかかる…という手法は、クリストファー・ノーランが既に確立させた手口ですが、本作も邦画らしいチープさでこのやり方を真似ています。もちろん「情」の部分は薄っぺらで、感動のかけらもありませんけど。とにかくクライマックスがかなりのグダグダで、そんなに記憶イジリを連発して平気なのかよと笑ってしまいますが、まぁ、ティーン向け映画なんだからこんなんでも及第点なんでしょう。別に怒ってクサすほどの映画ではありません。前半、意図的に観客の頭を混乱させる手際は悪くないし、3人の演技もまあまあだし、寝落ちするほど酷くはなかったかな。

ただ、これタイトルに偽りありだよね。だってパラレルワールドの話じゃないんだもん。あと、ヘッドセットして記憶イジリって話にあまり傑作はないんだよね。「ブレインストーム」とか生田斗真の「秘密」とか。今回もやっぱりなぁ〜という感じ。

そうそう、玉森演じる崇史って、何気にかなりのゲス野郎じゃない?仮にも親友の彼女の家に押しかけ、部屋に上がり込んで半レイプしてるんだよ。イケメンだったら何やっても許されるという、現代日本の縮図を見た気がしたのは俺だけでしょうかねー(笑)。
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