【システム】
・TRPGシステム:ゆうやけこやけ
http://open.mixi.jp/user/65580734/diary/1964488814
【レギュレーション】
・新板ゆうやけこやけ基本ルールブック
【町】
播磨の一名町
【あらすじ】 ※コメディシナリオです
最初は社で一人ぼっちだった。
そこに皆がやってきた。
停滞をやめ、差し出された手を取って社を出る。
楽しかった。ずっと続けば良いと思った。
思ってしまった。
踏み出した一歩が小石に当たった。
小石はゆっくり転がり始めて石に当たった。
石は岩に、岩は大岩に当たって転がり始めた。
そして、気がつけばとても大事になっていた。
===
「今年のハロウィンパーティーはどうなるんだい?」
「そりゃぁ、去年以上に凄いことになるだろうよ!」
1年前、この町でハロウィンパーティーがあった。
何故か写真や動画は残っていないその祭りは、一種の伝説として広がった。
和洋折中の百鬼夜行。奇跡の町興し。そして伝説のLIVE。
あの日から、この町は動き始めた。
ライブ会場、24時間営業のコンビニ、カレーの館。
ダム、ファッションセンター、教会、レコード会社。
島が、学園が、大戦の戦闘機が空を舞う。
巨大ロボが屹立し、宇宙港が開港もした。
たったの1年でこれである。
しかもこれ、創作ではなくれっきとした事実である。
噂を聞いて冷やかしに来た人が、腰を抜かすのも日常茶飯事だ。
そんな町の始まりにして伝説のハロウィンパーティー。
楽しみにするなと言う方が無理である。
===
「それで、主役の夕香ちゃんは何処に行ったんだ?」
「あれっ、あのライブ会場がある社じゃねぇのかい?」
狐神の夕香。停滞を司った、れっきとした土地神である。
何を隠そう、あのハロウィンパーティーは彼女の為に行われたのだ。
当然、今年の主役も彼女……その筈であった。
しかし、彼女は忽然と姿を消した。
(無理無理無理じゃ!うてには無理じゃぁー!)
狐が山を駆けながら絶叫する。
この者こそ、祭りの主役、狐神の夕香である。
(昨年はあれよあれよと『すてーじ』にあがったが、うてには無理じゃー!)
彼女は今まさに逃亡中である。
彼女は恥ずかしいのだ。そりゃもうこうして逃げ出すぐらいに。
100年近く引き籠っていたのだから、無理もあるまい。
だが果たして、町の人達はそれを知っているのだろうか?
いや、知る由もない。彼等が知っているのは、彼女がこの祭りの主役だということ。
だから、こうなる。
「「「夕香様に何かあったに違いない! 探せ探せぇーッ!」」」
かくしてハロウィンパーティーを前にして一騒動。
その一騒動の間も時間はどんどん進んでゆく。
果たして夕香は、ハロウィンパーティーはどうなるのか?
===
願わくば、凄く不思議で素敵な物語を。
もう一度、狐の社で。
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