mixiユーザー(id:2471537)

2018年08月15日08:29

183 view

東鎌尾根・槍ヶ岳3 山頂に御仏降臨!

8月9日。

フォト
朝になり外に出てみるとめっさ晴れてる。ええやんええやん。そして小屋の裏手に回ってビックリ。槍の穂先が超迫力で目の前にドドーンと聳え立っているではないか。こんな近くにあったのか。
槍をバックに記念撮影をして6時前に空身で槍に向け出発。徐々に近づいてくる槍に胸を高鳴らせながら槍の肩へ登って行く。

フォト
エキスパートのみに立ち入ることを許されたバリエーションルート、北鎌尾根。

フォト
約1時間で槍ヶ岳山荘に到着。そしていよいよ槍の穂先にアタックだぜ!!

フォト
小槍を左手に見ながら垂直に近い岩場を登って行く。

フォト フォト
義妹には三点確保の維持とクサリに頼りすぎないようにアドバイスしながら、技術的に難しそうな場所では自分が先行して補助しながら登る。ひるねは高山病で参っているはずだが、さすがに剱岳を制覇した経験は伊達ではなく、義妹に比べるとスルスルと登って行く。

フォト フォト
ラストの2段ハシゴを登り切り、7時20分ついに槍ヶ岳(3,180m)登頂。
2年前に来た時は悪天候で登れなかったので7年ぶりの登頂となる。
山頂からの眺望は素晴らしいの一言。360度の絶景だ。

フォト
ドッシリした穂高連峰の存在感が物凄い。その向こうには焼岳そして乗鞍岳。

フォト
雲海に覆われた飛騨沢を挟んで笠ヶ岳、双六岳から西鎌尾根。
反対側には昨日必死に登ってきた東鎌尾根。そして大天井から常念への稜線。そういえばクマはどうなったのだろうか。

ひとしきり山頂からの眺望を楽しんでさあ帰ろうかと思った時、山頂の登山者から歓声が。ブロッケン現象が起こったらしい。急いで戻ってみると、太陽を背にした反対側の下方向のガスの中にそれはあった。山頂の影のてっぺんに人型の影があり、その周囲をぐるりと輪っか状に何重かの虹が後光がさすがごとく煌めいているではないか。これは荘厳な光景と言わざるを得ない。そりゃ播隆上人も如来が降臨されたと思うだろう。剱岳では一瞬の出来事ゆえ写真にも納められなかったが、今回はしっかりと画像に残すことができた。

フォト
これは思わず合掌。

槍の山頂を後にして、行きと同じくらいの時間をかけてヒュッテ大槍へ戻る。北鎌尾根、喜作新道そして大天井が美しい。この場を去ってしまうことがとても惜しい。この光景とお別れすることがとても寂しかった。

フォト
3日間かけて歩いてきた常念から大天井の稜線、そして喜作新道と東鎌尾根。

9時半にヒュッテ大槍を出発、槍沢に向け下りていく。

フォト
槍沢から見上げる槍ヶ岳。あんな高いところにさっきまでいたなんてオレすげー。

フォト
涼しげな槍沢の流れ。
ここにドボーンと飛び込んでそのまま上高地まで流れて行きたいがその前に低体温症で死ぬな。

フォト
大天井岳に源を発する二ノ俣谷。

槍往復で時間を使ってしまい、けっこう時間的にタイトであるが3日間の疲労が蓄積してかペースは一向に上がらない。13時前に槍沢ロッジに到着、昼メシを食って先を急ぐが平坦な道になってもタイムはなかなか縮まらない。もうここでバスの時間は諦め、タクシーで宿に行くことにしてマイペースで下山することに決定する。上高地で地ビール飲みたかったが多分その時間には店が閉まっているので、代わりに徳澤でソフトクリームを食う。

徳澤から明神へ急いでいる時、一人の外国人男性が梓川のほとりでスマホで自撮りをしているところに出くわした。河原は石だらけで、対岸はなんてことのない前穂の麓。上の方にはガスがかかっていて、特にありがたがって記念撮影するような場所ではないように思われたが、外国人の目にはエキゾチックな魅力があるように映るのだろうか。そんなことを考えながら横を通り過ぎようとしたらいきなり声をかけられた。英語で。
言葉は正確にはわからないが、どうやら自撮りが思ったようにいかずシャッターを押してほしいようだ。
ジョージ(仮)からスマホを受け取りレンズを向ける。画面に映る自分の顔。「セルフィー、セルフィー!」「オー、ソーリー」というやり取りを経て写真を撮影。確認してもらって先へ行こうとすると「くぁwせdrftgyタクシー、くぁwせdrftgyタクシー」と何やら言っている。聞き取れる部分をつなぎ合わせて脳内補正すると、どうやら上高地のタクシーの最終時間を聞いているようだ。
「アバウトシックスオクロック」
「サンキュー」
「ウェアドゥユゴー?」
「トクサーワ!ファラウェイ?」
「トゥエンリミニッツ」
「オケー」
と中学レベルの英語でなんとかジョージ(仮)の疑問に答えてやり、徳澤へ向かうジョージ(仮)と別れる。しかし今から徳澤へ行っていたのではとても18時に上高地には間に合わないと思うのだが、大丈夫なのだろうか?
ちなみにタクシーは19時半まで大丈夫だった。

フォト
18時すぎ、ヘロヘロになりながら上高地に到着。やはり目当てのビールが飲める店は閉まっていたので河童橋で記念撮影だけしてとっととタクシーを拾いに行く。

フォト フォト
下山後は坂巻温泉に宿泊。温泉めっさ気持ちよかった。メシ食った後はヘトヘトですぐ寝てしまった。
翌日は安曇野で土産物を買ったり信州そばを食ったりしてから帰る。高速道路どこも大渋滞でわろた。

フォト
ヒュッテ大槍で購入したキーホルダー。槍穂の稜線を象ったものらしい。いい買い物をした。いい山旅となった。
3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年08月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031