■キリン、「バドワイザー」生産終了=ABインベブとの提携は維持
(時事通信社 - 07月24日 19:05)
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チェスケー・ブディヨヴィッツェ[České Budějovice]は、南ボヘミア(チェコ南部)にある。このチェコの田舎にある街は…おどろくなかれ!「バドワイザー」という名前の由来である。そしてオソロシイことに、一本約60円で「バドワイザー」を一杯やれるのである。「ドイツをしのぐ」とも云われるビール大国ならではである。そういえば、東独出身のとあるドイツ人は「DDR時代は自国のビールよりも、チェコのビールの方が旨かった」って云ってたっけ…。
もっとも、筆者が訪れた頃の20年前[=1998年]のチェコを含む旧・社会主義諸国は、交通費、そして、食費が異常なまでに安かった。例えば、筆者が住む関西圏から福井市まで「サンダーバード」などの特急列車に乗れば、総額5,000円以上はとられるハズだ。しかし、チェコで似たような距離のプラハ〜チェスケー・ブディヨヴィッツェ間の料金が、当時のレート(1コルナ=約4円の時代だった)で、なんと約370円…。経済力の違いを勘案しても、何か安い気がする。ちなみに客室は4人掛けの個室で日本のクロスシートよりはよっぽど「豪華」だったと思う。そして、ものすごく硬いライ麦パン(フランスの短いバゲットみたいなやつ)が、1個8円だった…。
カネも教養も無い筆者ではあったが、チェコという国に「哀れみ半分」ではあれ、どーやら歓迎されてたらしい…。
かの地にロンドンから飛行機で着いたのは、1998年の3月初頭だった。もちろん、日本の2月くらいには寒かった。
「百塔の街」と呼ばれるプラハは掛け値なしに美しい!なにせ、建築で「感動させられた」街は、今でもこの街くらいだからだ。そして、教養に乏しい筆者でも、この街が世の建築家を魅了する理由がだんだん判り始めてきた。なにせ、この街はゴシック様式から近代のアール・ヌーヴォー様式まで、多くの主な建築様式を網羅しているのだから…。なお学部時代の師匠によると、プラハ市当局が「金を持っていなかった」事により、多くの建築物が戦禍ならぬ「建て替え」をまぬがれたことも、プラハが現在の姿となった一因であると述べていた。
さて、カレル橋で「タッチすれば幸運に恵まれる」というネポムツキー像にさわり、マラー・ストラナ(小地区/小市街という意味らしい)の坂道をのぼると大統領のおわすプラハ城が見えてくる。筆者がお城に着いたちょうどその時に、衛兵たちの交代に出くわした。
ちなみに言葉についてだが、プラハ周辺の「首都圏」では英語で「何とかなった」。ただ、筆者の場合は大学で第二外国語としてロシア語を履修していたことが幸いした。というのも、チェコ語とロシア語はどちらもスラヴ語に分類されており、共通した単語が多い。しかも、ロシア語(キリル文字)とは異なり、見慣れたアルファベットで書かれているものだから、単語の「だいたいの意味」が類推できたためだ。
さて、プラハに着いてから3日目ぐらいで、ガイドブックにあるチェスケー・ブディヨヴィッツェ市に向かうことにした。機関車に引かれた列車は、フス戦争で有名なターボル市を抜けて丘陵地帯を通り過ぎ、数時間で目的地のチェスケー・ブディヨヴィッツェ市に着いた。なんとなく故郷の奈良県橿原市に似ているな〜と思ったら、人口規模が同じくらいだった(どちらの都市も10万人前後)。駅のインフォーメーションで宿を紹介され、地図を渡されたが、「駅」にあたる単語が "Bahnhof"と書かれている。どーやら、首都のプラハとは異なり、ドイツ語が「第一外国語」の土地柄のようだ。改めて地図を眺めると、オーストリアとの国境から50キロ程度しか離れていない。そりゃ「ドイツ語=第一外国語」になるわけだ…。ちなみに「総統閣下」の出身であるブラウナウ・アム・イン市からも、あんまり離れていないという…。
街の中央広場で時計塔に登って市街を見渡すと、旧市街の外延部にコンクリート製の団地群が見えた。なるほど、あそこに皆さんが暮らしているわけだ。石造りの「美観地区」の周囲をソビエト時代の面影のあるトロリーバスが行き来しているのを見て「どーやら、別の惑星に来たんだな…」との思いに、筆者は駆られた。
かの街での宿泊先は老夫妻が営む民宿だった。言葉を英語とロシア語(どっちも片言です…汗)と筆談の「ちゃんぽん」にすると会話が弾んだ。その民宿で、件のビールである「ブドヴァイゼル・ブドバー[Budweiser Budvar]」を御馳走になった。「どんなビールだろ?」とガイドブックを開いた際に、このビールが「バドワイザー」の「名前のうえでの御先祖」ということが判った! たしかに「ブドヴァイゼル [Budweiser]」を英語読みすると、おなじみの「バドワイザー」になるではないか!
ブドヴァル wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%89%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB
ともあれ、予備知識もない無知な筆者は、タイトルにあるとおり「バドワイザー」という名前の故郷/由来へと辿り着いたのでアッタ。 ちなみに件のビールは、輸入食品店等にて1本300円程度で購入できます。
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