昨日の出勤時に都営新宿線&京王新線新宿駅で交通量調査をやっていますという貼り紙を見ました。特別目立つものは置いていなかったので、防犯カメラなどを使ってやっているのだと思います。
都営からの乗り換え客以外で新線新宿駅を利用して京王線方面に行く人は極めて少ないと思われます。基本的に始発はないので座れる保証はない、初台と幡ヶ谷に止まる分所要時間もかかる、駅が無駄に深くて乗り換えに時間もかかるなど、あまりメリットがないからです。
駅が無駄に深い理由は一部の人の間では有名ですが、新幹線計画の名残ですね。東北・上越新幹線などは大宮で合流した後は全て東京駅に向かいますが、当初の計画では上越新幹線が新宿発着という計画だったそうで、埼京線並走区間の一部にある無駄に広い空き地もそのための用地だったと言われています。途中の詳細ルートについては複数の案や説があるようで、今の埼京線とずっと並走しているルート、都県境付近で今の新幹線から離れるルート(おそらく都内は主に国道17号線下を通る)などがあるようですが、この計画があったために都営新宿線が無駄に深くなったほか、副都心線も池袋付近で上越新幹線ルートを回避したためにより深くなったそうです。
新幹線の新宿乗り入れ実現可能性はゼロに近いですが、後に北陸新幹線や北海道新幹線ができたことで今の大宮以南が極めて過密になってこれ以上の増発が難しくなってしまい、臨時便をやむなく大宮折り返しにしているなど、今の設備も限界が見えてきています。
下手に採算が合うか不透明な新幹線を地方に新たに作るよりも建設費は莫大かもしれませんが、新宿ルートのほうがそれより採算が取れるかもしれないし、経済効果も大きいのではないかという気もします。
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