オモえもんと養子縁組届
ドラえもんは1969年に小学館の学習雑誌で連載のはじまった藤子F不二雄先生のマンガでありアニメ・長編アニメ映画が2017年現在もつくられている。
未来からきた猫型ロボットが小学生ののび太を四次元ポケットから未来の道具で助けること、ただしのび太の状況に劇的改善はないことで延々と続いている。
1969年の小学1年生だと2017年現在54〜55歳であるが、のび太は小学生のままである。
ドラえもんのパロディでオモえもんというものが2015年からNHKのLIFEというコント番組の1コントで放映されている。
未来からきたたぬき型ロボットのオモえもん(星野源)が小学生さとしくん(ムロツヨシ)を助けるのであるが恩着せがましく、また依存心がつよいため、さとしくんはおもたく感じるというのがおちである。通常はドラえもんと同様未来からの道具をおなかのポケットからだす。ただ、例外もある。
オモえもんがかいがいしく家の手伝いをして、さとしくんは寝転んでマンガをよんでさぼっている。ママはよろこんでオモえもんにオモちゃんはえらいわ、家族になってほしい、という。 それをまにうけたオモえもんは、家族になる、それならいいものがあるよ、といって、おなかのポケットから、「はい、養子縁組届」といって養子縁組届の用紙をだす。これにちゃちゃっとかいて裁判所の許可をもらえばいいから、とオモえもんはさとしく
んにせまってくる。
法律家としてはさとしくんの養子縁組については両親の署名捺印だからとくにさとしくんに署名捺印せまらなくてもいいのに、とか、オモえもんは成人した人間として養親になれるのだろうか、ちょっと疑問におもってしまった。養子縁組は現在の日本民法では人間どうしですることが前提となっているからである。
しかし、ロボットから養子縁組をせまられたらけっこうこわいかもしれない。
会議者から養子縁組を迫られる被介護者のような気持ちであろうか。
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