サイゴさんGMでのアリアンロッドキャンペーンが終わったので、
Twitterに投稿していたラストシーン〜EDの簡単なモノローグをここにまとめておこうかなと。
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巨大な花のような姿をしたモンスターに、炎が、銃弾が、斬撃が襲いかかる。
だが、巨体は倒れない。
太くしなる枝を伸ばし、長銃を構えるトウゴウの体を側に引き寄せる。
「トウゴウ!」
至近距離ではトウゴウの長銃は役に立たない。
このままでは彼らは毒ガスに呑まれてしまう。
「まだだ」
トウゴウは長銃を手放し、巨花へと殴りかかる。
巨花は苦悶に身を捩り、おぞましい叫び声を上げる。
ーーだが、巨花は倒れない。
その足元で毒によって蝕まれたトウゴウの体が崩れ落ちる。
その体へ巨花に引き寄せられた花の兵士が剣を突き立てようと忍び寄ってきた。
「今からお前を殴りに行こうか、今からお前にとどめを刺してやろうか……!」
エルはアコライトだ。
回復専門のアコライトだ。
だが、両手にはナックルガードがある。
ホーリーウェポンの光に包まれた拳が残っている。
慌てて花の兵士が巨花を庇うためその身を割り込ませる。
だが、それこそがギルド【暁の拳】の狙い。
花兵士を殴り飛ばしたエルの背後から、剣を構えた傭兵が躍り出る。
「「「先生、お願いします!」」」
その一撃は狙い過たず、庇うものの居なくなった巨花へと突き立ったーー!
【暁の拳】は巨花を滅ぼし、街へと帰ってきた。
ギルドは解散し、各々はそれぞれの日常へ戻ろうとしていた。
「お嬢、何処かへ行くのか」
「うん、次の旅にね」
「そうか」
「あ、トウゴウは付いてこなくて大丈夫よ。こんなお子様の面倒を見続ける必要なんてないわ」
「そうか」
「……一応聞いておくけど、トウゴウは何処に行くの?」
「東の故郷に帰る予定だ」
「へぇ、偶然ね。わたしもそっちの方に行こうと思っていたの。付いて行ってもいい?」
「ああ」
「やった、じゃあよろしくね!」
「ああ」
二人は拳をガッ!、と合わせて微笑む。
先に館を出たトウゴウの後ろにエルがそっと近付く。
「俺の背後に立つな」
この街に来た時と同じように、トウゴウの拳がエルに襲いかかる。
「プロテクション」
その拳はエルの眼前で静止する。
「えへへ」
「そうか」
そんなやり取りをしながら、二人は暁の向こうへと歩き出した。
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アリアンロッド自体このキャンペーンを1とすると、計3回しかプレイしたことがなかったけど、これからも続けたいなと思う良いゲームでした。
アリアンロッドを触る切っ掛けをくれた方々に最大の感謝を。
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