近畿周辺でどっか気軽に歩けて楽しいコースないかなと探していたら、播磨アルプスというのが低山ながら岩稜帯でなんちゃってアルプス気分を味わえて楽しいらしい。そりゃいい。レッツラゴー。
堺を6時半に出発、渋滞の先頭で事故ってる車に罵声を浴びせたりしながら9時前に麓の鹿嶋神社に到着。
鹿嶋神社の大鳥居。
神社の本殿の横にある登山口から登り始めること約10分、もう稜線に着く。
稜線はすでにアルペンムード満載の岩稜帯。うおおこりゃスゲー。
歩きはじめてわずか10分でこのアルペンムードである。
百�隆笋箸いΔ蕕靴い�、山全体が一つの岩でできてるんじゃねえのと思うくらいに巨大な一枚岩だ。パッと見よりもグリップが効くので登るのにさほど技術はいらない。ただし雨の直後などは滑るかも知れない。下りで通過する時などはジグザグにルートをとるのがいいだろう。
残念ながら今日は見通しがきかない。春の霞かはたまたイエローサンドの襲来か。
鷹ノ巣山をすぎたあたりで追い越して行ったおっちゃんによると、空気が澄んでいる時は姫路城や小豆島、四国まで見えるのだそうな。
ちなみにこのおっちゃんは颯爽とオレらを追い抜いて行っては高御位山の山頂で何やら10分ほどハーモニカをファーブカファーブカ吹き鳴らしてさっさと下山していった。何でも地元の人で40年ずっとこの山に登り続けているのだとか。
見晴らしはきかないが歩きは快適だ。急坂はなくもないが、大きな段差はほとんどなく、さほど危険な場所も見当たらない。
何よりなんちゃってアルペンムードあふれる縦走路が楽しい。登山道周辺に樹林帯がほとんどなく、ところどころ岩稜帯の歩きがあり、とても300mの低山とは思えない。下さえ見なければまるで常念山脈にでもいるかのようごとき錯覚を起こす。
これはたしかに非常にお手軽なアルプスである。人気の山域であるのも頷けるというものだ。
それにしても山全体に樹林帯が少ないと思っていたら、どうやらこの山は山火事が多く6年ほど前にも大規模な山火事があったようだ。植林も行われているが、岩ばかりで保水力が低く雨も少ない地域であるため樹木の生育が遅いのだそうだ。登山道にはいたるところに山火事注意の看板がある。早く元の緑の豊かな姿を取り戻してほしいものである。
まあそんなこんなで気分よく高御位山へ到着。ちょっと早いが山頂の手前のベンチで昼メシ。
カップヌードルを食った後はコーヒーを飲みながらお楽しみの和三盆ドラ焼き。至福のひと時とはこうーゆーのを言うのであろう。
んで山頂の岩の上で写真を撮ったりしてゆっくりすごしてから下山にかかる。
山頂の断崖の上より播磨平野を望む。東には加古川の流れが見える。
初めて歩く山ではたいていどっかで道迷いをやらかす。今日は分岐が多いルートにもかかわらず迷っていない。珍しいねと妻と話していたら道を間違えた。
山頂から東へ少し下ったところに三叉路がある。地図によると左へ行けば山の反対側へ降りるルートであり、これは直進が正解であろう。ところがこれがとんだトラップで、三叉路ではなく実はもっと右の方にもう一本道があったのである。
分岐から15分ほど下ったところで何かおかしいと思い始める。どうも縦走路を外れて山の反対側へ下らされている気がする。GPSで現在位置を確認すると、地図に載っていない道をやはり反対側へ進んでいるようだ。なんてこったい。このまま下山なんかしようもんならエライ目に遭う。戻ろう。
もしもやはり今の道で合ってたらどうしようとドキドキしながら先ほどの分岐まで登り返して再確認する。すると三叉路から休憩用のベンチ群を隔てただいぶ右の方の岩の斜面にルートを示すペンキ印が書いてある。わっ、わかりづれえ!!
30分のロスであるが気を取り直して正規のルートへ。隣のピークとの鞍部に向かってこれまた巨大な一枚岩の急斜面である。さすがに真っすぐ下りるのは勢いがつきすぎて怖いのでジグザグにルートをとって下って行く。
大岩より山頂を振り返る。
小さなピークを一つ越えて、鉄塔の立つ分岐へと登って行く。振り返ると朝から歩いてきた縦走路が一望できる。おお、けっこう歩いたなあ。
播磨アルプス一望。左端の鞍部からぐるっと半円状に歩いた。
鉄塔の分岐から20分ほどで北山鹿島神社へ下山。そこから田んぼの間をえっちらおっちら歩いて40分弱で車の置いてある鹿嶋神社の大鳥居へ着く。
帰りには鹿嶋神社から車で30分ほどのところにある加古川温泉みとろ荘に立ち寄る。入浴料500円。リーズナブル。
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