設定はAとB以外にも何人か部屋で過ごしてる状態
A「うん、こうこうこうでさ」
B「あぁ、なるほど」
A「だからお前もこの間彼女欲しいとか言ってたけどさ」
B「ちょ、ちょっと待って、それは違う」
A「え」
B「そういう言い方だと、まるで俺が普段から彼女が欲しいと強く言っているみたいじゃん」
A「違うの?」
B「違うも何も…確かに一言そんな風には言ったけどさ、それは『彼女欲しいと思わない?』という質問に『そりゃ欲しいかどうかで言えば欲しいけど』と答えただけでさ…がっついて欲しい欲しい言ってた訳ではないやん」
A「うーん……」
B「そんな言い方だったらここに居る人達勘違いしちゃうやん、俺がモテなくて飢えてるやつみたいに思われるじゃん」
A「……」
B「例えば、アリ……アリだよ」
B「俺は例えばアリが少し苦手だけど、かなり苦手な訳ではない、出来ればいい気持ちはしないほどの苦手レベルでアリが苦手とする」
B「そしていつぞやの雑談の流れでそんな説明をしたとする」
B「そして今ここで君は俺に「お前、この間アリが苦手だって言ってたけどさ」と言った」
B「周りにはどう聞こえるか?……「B君はアリが苦手」この一言だけを聞けばBはゴキブリやヘビが恐ろしい人と同じでアリが苦手なんだ、と思うだろう」
B「俺はあくまでほんの少しだけアリが苦手なだけ、どちらかというと苦手かな、それくらいだ」
B「なのに「お前はアリが苦手」という言い方をしたら皆は過大に誤解をする、それほど「苦手」という言葉の意味は大きい、マイナスなイメージをさす言葉だから聞いた者は大きく受けとる、この人なりに苦手なものはアリなんだな……となる」
B「それと同じで、「恋人がほしい」という表現はかなり意味が大きくて、一言でも聞いた者はそれだけの情報で「あぁ、この人は今こんなに彼女欲しがってるんだな・・・」となる、それだけの情報だからこそそうなる」
B「それぐらい、人づての情報って怖いものなんだ、これほど曖昧なものは無いからね」
B「人はそれほど他人に関心が無いし他人の脳内を理解していない、だからこそ危険、だが……それらが世の中の普通でもある」
B「だからもっと人は、誰かの事をいう時には細かく考えて慎重にならなければいけない、些細な情報違いは本人にとって大きな誤解」
この何の意味もない会話は、スジャータの提供でお送りしました
テンレンテンレンテーンテンレンレン…………
ポーーーン……
エイニワイッモイッ♪ ジェーイウェーイブ♪
ラジオのお姉さん「首都圏高速ネットワーク、3号線、登り…」
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