ロサンゼルス、ユニオン駅、12時05分。サンディエゴからのアムトラックで到着した会計士ワトソンは焦っている。顧客とのアポに遅れそうなのだ。幼い娘リンも連れて、慌てて駅を出るワトソン。そこに二人連れの私服刑事が現れ、いきなりワトソンとリンをバンに連れ込んでしまう。刑事たちは女の写真とリボルバーを突き出し、13時30分までにこの女を射殺しないとリンを殺すと脅してくる。やむなくバンを降り、女のいるというボナベンチャーホテルに向かうワトソン。12時26分、ホテルについた彼は、女が現職州知事エレノア・グラントであることを知る。グラント知事は、これから演説会を開くのだ。何とか自分が暗殺者にならず、娘を助ける道を模索するワトソンだったが、タイムリミットは刻々と迫ってくる…
「ニック・オブ・タイム」。〈ギリギリ〉を意味するタイトルどおり、緊張感漲るB級サスペンス。というのも、12時00分ちょうどから物語が始まり、リアルタイムで13時30分まで90分きっかり描かれる映画だからですね。ブルーサンダーや張り込みなど、俺たちが世話になった名匠ジョン・バダムの作品。デ・パルマ的(ヒッチコック的)悪夢なシークエンスも多用しているのが興味深かったです。
ジョニー・デップも若く、ウォーケンのオーバーアクションも楽しかった一本。オススメです!
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