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2016年09月19日19:44

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裸になった映画たち17:「エグザイル/絆」

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香港黒社会のボス、フェイの下で汚れ仕事をこなしてきた五人の男たち…ブレイズ、タイ、キャット、ファット、ウーたちは子供の頃からの付き合いで、強い絆で結ばれていた。しかしある日、ウーが組織を裏切り逃亡したことで、絆に亀裂が生じることになる。フェイの命令で、マカオに飛んだブレイズとファットの二人はウーの実家に向かった。そこではウーの妻ジンと赤ん坊が残っている。ウーが在宅してたら〈始末〉する。それがブレイズたちの任務だ。しかしそこに、タイとキャットが現れる。二人は、義兄弟ウーの命を守るために飛んできたのだ。ウーは留守のため、玄関で静かに待つ四人。やがてウーが帰ってくると、ブレイズとタイはウーを挟んで銃を構え合う。が…親友同士の彼らは、やはり殺しあうことは出来ない。一時休戦した五人は、昔のように仲良くメシをかきこむのだった。追っ手が来ることを知りつつ、何故ウーは実家に帰ってきたのか。ブレイズが訊くと、ウーは死ぬ前に妻子にカネを残したかったと告白する。その願いを叶えるため、ブレイズは皆で〈仕事〉をやろうと提案。それは、マカオのギャング・キョンをレストランで暗殺するというものだった。さっそく五人はレストランに乗り込み、食事中のキョンを狙う。しかしキョンは、マカオ進出を目論むフェイの取引相手だった。突然レストランにフェイが現れ、事態が急変。ウーを生かしていたブレイズにキレたフェイは、彼を処刑しようと発砲。それを合図に、ブレイズら五人とフェイの手下たちの間で大銃撃戦が展開してしまう…

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「エグザイル/絆」。私がジョニー・トーを初めて意識した作品。香港ノワールの傑作です。ワイルドバンチの亜流とも言えますが、冒頭の静かな五人集合シークエンスのヨーロピアンな映像に、ジョン・ウーにはない上品さを感じました。サイモン・ヤム、アンソニー・ウォン、ニック・チョンというビッグネームに、トー映画の常連ラム・シュー、「ドリームホーム」の演技派女優ジョシー・ホーも出演。いま考えるとかなり豪華なキャストですね。できれば「ザ・ミッション」、「冷たい雨に撃て…」と三部作集めたいとこでしたが、なかなか難しくてまずは本作のみ。


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