1925年、メキシコ・タンピコ。アメリカから流れてきた中年男ドブスは、無一文となり浮浪者となっていた。同じ境遇の若者カーティンと知り合い、簡易宿泊所に二人で入ってみると、ハワードという爺さんが昔の自慢話を披露しているところだった。ハワードは若い頃有能な金山掘りで、たっぷり稼いだらしい。しかし貯金を浪費し今はこのザマだという。彼曰く、まだまだ手つかずの金山がメキシコに眠っているが、一人じゃ掘りにも行けない…ということだ。ドブスとカーティンは、このままタンピコでくすぶっていても先はないと考え、ハワードに一緒に金を掘ろうと提案する。しかしハワードが狙いを定めたのは、まだまだ人の手が入っていない険しい山だった。山賊に襲われる危険もあるし、金が出ない可能性もある。しかし三人は、人生の逆転を夢見て僻地を目指す旅を開始するのだった…
ジョン・ヒューストンの代表作「黄金」。この連休はボギー祭りということで、まずはこちら。チーム感満載で始まった旅なのに、実際に金を見つけると不協和音が生じてしまうという、人間の欲と弱さを描き出した傑作ドラマですね。我らがボギーは、見た目も心根も薄汚れてしまったドブスを熱演。皮肉なオチには脱力必至ですが、観て損のない一本です。ボギーはこれでオスカー獲れたと思うんだがなぁ(笑)
(通算1066タイトル)
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