先日、TSUTAYAさんに行ったとき、以前借りたいと思って探したけれど無かった映画が置いてある!のを発見しまして、大喜びでお借りしてきました。
その名も、「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」!!
以前から、様々な評判をアチコチで見かけて、ヒジョーに気になっていた映画です。
1993年にハリウッドで製作された「スーパーマリオ」の実写化作品です。
・・・で、まぁ、観てみた感想を大雑把に述べますと、「いかにもB級映画といった感じだが、ツッコミどころが豊富で面白かった」というような感じでしょうか。
この映画の最大の特徴といったら、何と言っても「スーパーマリオっぽさ」でしょう。
映画の冒頭、イキナリあのお馴染みのスーパーマリオのテーマ曲が流れます。
おおっ!マリオっぽい!
・・・・・・そして、映画を最後まで観終わったとき、一番マリオっぽかったのは、冒頭のテーマ曲だったということに気付くのです。
つまり、「スーパーマリオっぽいところがほとんど無い」というのが、この映画の特徴なのであります。
まぁ、強いて言えば、マリオ、ルイージ、クッパといった登場人物の名前と、敵にさらわれたヒロインを助けに行くというストーリーの大筋は一致していますが、実にそれだけです。
まず、のっけからマリオとルイージがどう見ても兄弟ではなかったり、クッパが“恐竜から進化した人間”だったりするところに驚かされます。
(クッパはカメだろ!)
さらに、グンバ(クリボー)、トード(キノピオ)、バアサ(プクプク)といった脇役たちも、意外性抜群のビジュアルで登場し、さらにこちらを混乱させてきます。
特に衝撃を受けたのは、間違い無く「ヨッシー」でしょう。
これはあまりにも衝撃的で、思わず画面から目を背けてしまいました。
・・・このように、マリオらしいところを探す方が難しい映画ですが、「マリオの実写化であることを意識せずに観れば、結構楽しめるのではないか」と思われる方もいるかも知れません。
しかしながら、忘れた頃にキノコが話題に上ってきたり、なぜか急に原作の見た目を忠実に再現したキラーやボム兵を出してきたり、終盤になってようやくマリオとルイージが“例の服”に着替えたりするので、それも結構難しいのでございます。
と、まぁ、色々書いてしまいましたが、とにかく最初に書いたとおりNANAMEは大変楽しめました。
マリオらしいところはほとんどありませんが、しかしマリオを知っている人が観た方が楽しい映画であることは間違い無いでしょう。
決して、映画自体に致命的な欠陥があるワケではなく、ただただ「スーパーマリオというタイトルなのに、スーパーマリオらしいところが欠け過ぎている」という一点だけが足を引っ張ってしまっている作品・・・といった印象です。
映画を観た後、ネットで作品について色々調べてみましたが、何でも映画制作会社の中でもストーリーの方向性についての意見が分かれたりして、かなり制作が難航した作品だったようです。
そういったトラブルが無ければ、ひょっとしたら名作になっていた・・・かも知れません。
そんなワケで、ふと気付いたらメチャ長くなってしまったので、この辺で。
・・・ところで、この映画でマリオを演じた俳優、ボブ・ホスキンスさんは、「ロジャー・ラビット」の長編映画の主演も務められた方です。
ホスキンスさんは、様々なインタビューでこの映画について「最悪だった」「ギャラも投げ返したい」「過去を変えられるなら、この映画に出なかったことにしたい」と語り、とにかく猛烈にこの映画に出演したことを後悔されていたそうです。
・・・その気持ちは・・・何と無く分かります。
ログインしてコメントを確認・投稿する