今回のイギリスのEU脱退是非を問う国民投票について、世界中の民主政治制を採用している政治家は思い知るべきですね。
安易な国民投票は思いがけない結果に陥り、多くの人々が望まない結果になり得る事を。
現政権を批判することが多い若年層がキャメロン現首相の反対票の意味をこめて離脱に票が流れたのかなぁと思いきや、どちらかといえば高年齢層に離脱派が多かった模様。
地域ごとの違いも面白いくらいにくっきりと分かれて、スコットランドや北アイルランドも残留派が多かったわけだし、これだけ国論を二分した議論になってしまうと世代間や地域差の課題や問題が浮き彫りになってしまいますね。連合からの独立問題が浮上するのは確実で、しばらくは混沌とした状態が続くでしょう。
キャメロンさんの一番の失敗は、このような国のあり方すら決めてしまう問題を国民投票に委ねてしまった事で「自分が首相のうちはやらない」とか見得を切ってやるべきではなかったですね。もちろん勝算はあったでしょうが、元々僅差が予想されていたんですし「一か八か」の勝負に出るのは国家元首の取る選択ではなかったと言わざるを得ません、結果論ですが。
ただ選挙結果直後に「数週間か数ヵ月後には辞任する」とすぐに声明を発表したのは潔い。
これを「リオ五輪が終わるまで時間が欲しい」と言ってたらカッコ悪かったよねぇ…(笑)
今回のイギリスのEU脱退是非を問う国民投票について、世界中の民主政治制を採用している国民は思い知るべきですね。
自分の一票で自分たちの未来が決まってしまう事と、面白がった興味本位の投票はしてはいけない事を。
1.数パーセントの僅差とはいえ、実数にすると120万票以上もの差があったわけですから結構な大差です。
やり直しを求める署名が数百万を超えているそうだけど、さすがに時間は巻き戻せません。結局は自分たちが選んだ結果です。
面白がった離脱に投票した人が多かったとは思わないけど、残ることの意味・離脱することの意味を投票前にもっと真剣に考えるべきでしたね。
恐らく離脱派は移民問題一点突破で票を伸ばしたんだろうけど、それ以外の問題もたくさんあったんだから。
しばらくは経済的に混乱するだろうなぁ。
ただしEUに残らないという選択が何十年後かには「あの時に出て行ってよかった」となっているかもしれないわけで、今回の投票結果の評価は次の世代に任せるしかありません。だからこそ若年層は残留派多数で高齢者層が離脱派多数なのがしっくりこなかったんだけど、とはいえ50年後のイギリス人のうち49歳以下の人は今は誰も生まれてないわけなんだから、今生きている人が自分なりの価値観で決めていくしかないですね。
僕の仕事にはあんまり直接は関係なさそうだけど、間接的には何年後かに影響が出そう。円高のうちにドルかユーロでも変えておくかなぁ。
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