mixiユーザー(id:12140085)

2016年04月12日22:49

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読書感想・神戸電鉄殺人事件

もう、何日か前のことになるが、先日買った、『神戸電鉄殺人事件』を読み終えた。果たして、神戸電鉄が、どのように描かれ、どんなトリックが展開されるのか。楽しみにしながら読んでいたのだが、神戸電鉄が出て来たのは、6人ぐらいいた「被害者」のうち、2人が、有馬温泉駅から、隣の有馬口駅までの間でブスリと刺されて死んでいた・・というだけのこと。

誰が、どのようにして殺したのかは、最後まで出て来ない。そもそも、十津川警部が、犯人の当たりは付けたものの、一連の殺人事件の全容をあばき、犯人を逮捕するまでは至っていないので、神戸電鉄の車内での殺人事件については、大した掘り起こしもなく終わっていた。

結局、犯人が明らかになることなく、結末は、犯人と思われる人物が、十津川警部の策略により、高値で売れると思って、6人も殺して(と思われる)まで手に入れた仏像を、逆に、仏像をカンボジアの関係者に返した揚句、10億円の寄付を迫られるという、何とも、肩透かしを食らったようなものだった。

ずいぶん、西村京太郎作品をて読んでいなかったので、分からなかったが、こんな中途半端な終わらせ方をする人だったっけ?正直、読み終えて頭に浮かんだ感想は、

「金返せ!」

だった(^_^;

一応、一番の黒幕と思われる人物の示唆はあったが、すべての殺人事件について、犯人から、その動機や殺害方法に至るまで、一切語られることなく終わるミステリー小説なんて、「アリなの?」と思った。もう、トリックの矛盾とかにツッコミを入れたくなるとか以前の話でしたわ(^_^;

一応、何らかのツッコミを入れておくと、神戸電鉄の車掌が登場したが、全列車ワンマン運転の今の神鉄に、車掌はいませんからね。まあ、年代を、ワンマン化以降だと特定する表記が、作中のどこにもなかったから、またくの出鱈目とも言い切れないけどね(^_^;
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